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現実的な問題として、いったい葬儀にはいくらくらいかかるのか気になります。 辻戸さんの会社がある大阪府堺市では、市立の斎場で葬儀を行う目安として「規格葬儀」というのが設けられていて、費用も明確になっているそうです。
 基本料金は40万円と60万円の2コースがあり、この料金に含まれていない飲食代金などを合計すると、だいたい80万円から120万円が葬儀全体の費用になるとか。 「斎場はすなわち火葬場で、ご遺体が必ず運ばれる場所です。ですから斎場で葬儀を行うのはある意味効率的です。最近はこうした葬儀を行える斎場を、行政の方で増やしている傾向にあるようです」と辻戸さんは言います。
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地味葬、無宗教葬を望む人が増えている。

社葬ならウン百万円規模の葬儀も珍しくはありませんが、バブルもはじけた今、葬儀も地味にシンプルに、が主流。 “地味婚”ならぬ“地味葬”ブームです。 また“無宗教葬”も増加中。
 「参列した人たちみんなで、ありし日のアルバムを回し見ながら、故人を偲ぶというお葬式のお手伝いをさせていただきましたが、とても感動しましたね」と辻戸さん。 また、ある起業家の男性は、お父さんの葬儀を800人の会葬で盛大に行った後、しばらくして亡くなったお母さんの葬儀は、家族5人で静かに見送ったそうです。
 「お父さんの葬儀で参列者の対応に追われて、本当にお父さんの死を悼むことができなかったけれど、お母さんの葬儀では身内だけで心からの葬儀ができたと、喜んでおられました。規模や金額ではなく、大切なのは心なんですね」という辻戸さんの言葉が印象的でした。 |
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