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さて、イスラム文化の国のことも気になる。世界でいちばんイスラム教徒の多い国・インドネシアからは、ナンシー・ユリザルに登場してもらおう。
ナンシーさんによると、12月には断食明けのお祭りがにぎやかに催され、この時期にはショッピングが華やかになるそう。

「今年は12月16日に1カ月にわたる断食が明けて、みんなでごちそうを食べたり、子供たちには断食をやり遂げたご褒美として、おもちゃや現金がプレゼントされます。お年玉のようなものですね。私も子供の頃には、これが楽しみで断食をがんばっていました。小学生の頃で5000ルピー(1000円弱)を親からもらった記憶があります。おもちゃを買ったり、珍しいお菓子を買ったりしました」。

食卓には必ず「ケテュパ」と呼ばれる、米を6時間かけて蒸した、ちまきのような食べ物がのぼるとか。日本の餅と似たような食感、風味を味わうそうだ。「同じく断食明けに、家族間で贈り物をし合
うこともあります。都心部に住む、生活に余裕のある家族だけですが、食器を贈り合ったりと、日本のお歳暮にとってもよく似ています」とのことだ。
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モロッコでは正月に水をかぶる?

同じイスラム圏でも、ヨーロッパの影響が強い国では若干様子も変わってくる。
アフリカ大陸の北に位置するモロッコでは、クリスチャン・カレンダーの新年の朝は、子供たちがベッドの下にプレゼントを見つけて大喜びすることから始まる。

「10歳ぐらいまでですが、私も子供の頃は毎年楽しみでした」と言うのは、モロッコ人女性・ナスバヒ・フダさん。「12月31日には、大人は必ずケーキを買います。
それも必ず木の幹をかたどったブッシュ・ド・ノエル。ヨーロッパの影響だと思います」。

また12月に入ると、新年までの1カ月間、街のあちらこちらで花火が打ち上げられる。
そして新年になると、その火を消すため、あちらこちらから水が降ってくるそうだ。
「街を歩いていると、いきなり上からバケツの水が降ってくるので、おちおちしてられません」と笑う。でも大丈夫、年中暖かいモロッコでは風邪を引くことはないそうだ。
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子豚の丸焼きvs水餃子

文化の融合という意味で、中国系移民が多く住むカナダのバンクーバーでは、クリスチャン文化と仏教文化がうまくミックスしているようだ。
中国系カナダ人のフィル・トンさんによると「クリスマスにはプレゼント交換をしたり、カードを贈り合ったりしますし、旧暦の正月には、大学内でも中国祭りが行われ、カナダ人も中国人も一緒になってお祝いします」。

カントニーズのフィルさんの家族は、子豚の丸焼きで正月を祝うとか。
同じ中国でも東北エリアでは水餃子が主役になるなど、正月に何を食べるかでその人の出身地がわかるのも面白い。
やはり新年を迎えるこのシーズンこそ、世界中どこでも美味しいものを食べてプレゼントを贈り合う、ビバ!ショッピングの時期なのだ。 |
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