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 懐かしくて、まったく新しいスポーツ「雪合戦」。

すでに国際大会として13回も開催されています。もちろん、その発祥の地は日本、それも北海道の壮瞥町です。

 壮瞥町では、北国に古くから伝わる遊び・雪合戦をルール化して、さらにそこにゲーム性を加えた冬のニュースポーツとして復活させました。

1989年には第1回大会が開催され、以来毎年2月には、各地区予選を勝ち抜いた150以上のチームが昭和新山の山麓・壮瞥町に集います。

13回目を迎える今年は、フィンランドやノルウェーをはじめとする海外から10カ国3チームの参加を得るなど、世界中にその人気を広げつつあります。
ゲーム感覚も存分に楽しめる競技。

 さてルールですが、1チームにつき選手7名で、3分3セットマッチを戦います。

相手チームに雪球を当てて1人でも多くアウトするか、相手側のフラッグを奪取すると試合は終了。

ちょっとドッヂボールに似ています。

 しかしドッヂボールとの最大の違いは、敵の投げた玉を直接手でキャッチするとアウトになることと、「シェルター」と呼ばれる要塞が各チームのコートに用意されていることです。

このシェルターを利用して、相手の玉から身を守ると同時に、攻撃のチャンスをうかがいます。

シェルターを上手く使いこなせるかが、勝敗の大きな分かれ目とも言えます。
雪玉は試合前に自分たちで作る!

 競技に使うのは、もちろんボールではなく雪玉。試合用の雪玉は1チーム270個(90個×3セット)と決められていて、試合開始前に各チームが自分たちで作ります。

 実はこれが非常にユニーク!国際雪合戦公式の「雪玉製造器」に、シャベルで雪を投入し、上からプレスします。

壮瞥町が開発した雪玉製造器は、巨大たこ焼き器のような鉄製の重いもの。

一度プレスすると、直径6.5〜7.0センチの雪玉が45個製造できるようになっています。

ただし、試合中に新しく雪玉を作ったり、壊れた雪玉を再生利用するのは禁止。
ヘルメットが必要なほどの玉の固さ。

 各チームでは、監督が司令塔の役割を果たします。

玉を当てるか、フラッグを抜くかで勝敗が決まるシンプルな競技ですが、かなり高度な戦術がなければ勝てない、ゲーム性の高いスポーツと言えるでしょう。

プレスされた雪玉は氷のように固く、当たるとずいぶん痛いとか。

そのために頭部と顔面を守るシード付きの専用ヘルメットの着用が義務づけられています。

ただしこれらのルールは、ニュースポーツということもあって、毎年若干の変更が行われています。

 さて、実際にプレイすると、どんな面白さがあるのでしょうか?

あるチームに取材をしてみました。

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