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不況にあえぐ日本。元気な街の象徴でもあった大阪も、例外ではなくなって久しい。
そして、その現状を映し出しているように、暗く沈んだ道頓堀川。
阪神タイガースの優勝、ワールドカップの決勝トーナメント進出など、折々のイベントごとで飛び込む人はいるものの、底の見えない”ドブ川”にかつての水の都の面影はない。

戎橋から太左衛門橋で工事中の東道頓堀川に、護岸の補強を兼ねる桟橋を設け、その上に片側8メートルほどの遊歩道を整備する。これが、”道頓堀川改造計画”の土台となる。
この上にスロープや広場を設けることにより、現在のように橋の上から眺めるだけではない、「親水空間」が誕生する。
この遊歩道でイベントを行い、水辺のビルを”観客席”にしてしまおうという計画が進められている。コンセプトは、『道頓堀・なにわの水辺劇場』。
道頓堀川に流れる舞台を設置し、太左衛門橋(たざえもんばし)から戎橋(えびすばし)までの170mの巨大な劇場空間を作り出してしまおうというもの。実現すれば、世界でも類を見ない、まさにオンリーワンの観光資源が誕生する。
もう1つのプランとして考えられているのが、光と音の常設コンテンツ。道頓堀川周辺を時間を決めてライトアップし、さらなる集客を計る。
電源の設置など、必要なインフラのコストは2億円ほど。関西電力の試算によると、ランニングコストも月50〜100万円でまかなえるという。現在、市と市民サイドでインフラの線引きが協議されている。
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