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日本一、花火を知る男が語る「イイ花火大会」!
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花火大会の楽しみ方・見方、教えます。
ちょっとした事前準備を。

花火大会を存分に楽しむコツはあるのだろうか?

「せっかく花火大会に行くのなら、花火の名前ぐらいは覚えておいて欲しいですね。プログラムを見て花火の名前と順番を確認し、そして夜空を見上げてください」。また、花火の色や形だけでなく、どんな花火がどう上がるのか、そんな上げ方や演出に注目すると、花火の楽しみも倍増すると冴木さんは言う。

観る位置、座る位置。

花火がいちばんきれいに見える場所や、美しく見えるポイントはどこだろう?

「花火は球体ですから、どの場所から見ても基本的には同じです。ただし、風下に居ると煙が舞い上がってあまりキレイに見えないので、風上から見るのがオススメです」。花火大会の会場に着いたら、まず風向きを確認しよう。

いつかは上級者編。

最後に、花火のマニアックな楽しみ方をハナビストから伝授してもらった。

「実は、オレンジ色の花火を作れる花火師は、日本に2人しかいないんです。水色の花火も国内で10人程度でしょう。だから、オレンジの花火が上がれば、どの花火師が作った花火かが分かるし、水色の花火なら、花火師が誰かおおよその検討もつきます。こうなると、花火大会を見るのが面白くなってきますよ」。なるほど、花火道は奥が深い。

最近の花火のトレンドは、コレだ!

花火大会にもトレンドはある。冴木さんいわく、最近の花火大会は演出の世界だ、と。大会の舞台裏では、どんな花火を打ち上げるかを練るのではなく、どういう演出をしたいか、そのためにふさわしい花火を探し出す作業が行われているそうだ。「花火を作る技術はおそらく日本が一番だと思います。ただし、演出については、海外の花火大会が面白い。音楽に合わせて花火が上がったり、花火の形もユニークです」。

日本の花火VS世界の花火。

国内で開催される花火大会でも、イタリアやスペイン、中国、アメリカなど、海外産の花火を見ることができる。「ただし、花火に関する条例が、都道府県によってかなり違います。だから大阪府の安全基準に満たないイタリアの花火でも、滋賀県なら大丈夫、なんていうケースがあります。2008年は、滋賀県でイタリア産の花火がみられるはずですよ」。

ハナビストが語る、花火の本当の魅力。

おそらく日本でいちばん花火を多く撮っているプロ、冴木さん。意外なことに、写真家としてのスタートは、報道だったと語る。「韓国やフィリピン、第1次湾岸戦争など、世界の紛争地に出掛けました」。しかし、大阪・天神祭りの記録写真を撮影するという仕事をきかっけに花火を撮り始め、報道写真家としての看板を下ろした。
「目の前で、自分の真上で上がる花火に感動したんですね。同時にとても癒されました」。そう、花火の最大の魅力は“癒し”かもしれない。ほんのわずかな時間、現実から逃れ、光が描く世界に心を遊ばせる。やがて消えていくそのはかなさを知りながら・・・。

ハナビストの最新著書の紹介
●書名『花火ハンドブック』
●体裁新書判 80ページ
●定価1,260円(本体1,200円+消費税60円)
●概要夏の夜空を彩る打ち上げ花火に、風雅な名前がつけられているのをご存じですか? 花火大会のプログラムなどに記されたその名前には、実際に打ち上げられたときの姿が示されています。
漢字の連なった一見とりつきにくいそうした名前の意味を、図鑑形式で紹介するユニークな1冊。ゆかたの帯にもちょっとはさめるハンディサイズで、持ち歩きも便利。打ち上げを待ちながら、少しだけ花火に詳しくなれる本です。
・伝統の打ち上げ花火からキャラクターなどを表現した新しい花火まで、基本型を紹介
・打ち上げ花火の多彩な表現とその名称を美しい写真で掲載
●発行元株式会社文一総合出版
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