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果物トリビア
[ぶどうの品種あれこれ]   [リンゴの品種あれこれ]   [梨の品種あれこれ]
りんご編梨編ぶどう編その他おまけ
りんご編
「りんごが赤くなれば、医者が青くなる」(りんごを食べていれば健康になり、医者はいらないというたとえ)
※同意として、「一日1個のりんごは医者を遠ざける」なんていうのもあります。


国連機関の調査によると、年間1人当りのりんご消費量は、第1位のオーストラリアで約33.5kg、フランスは約30kg、アメリカとイタリアが約20kgであるのに対し、日本はたった7kgしか食べていません。


りんごの効能として
・りんごに含まれるカリウムが、血圧を下げる働きをするので、高血圧予防につながるといわれています。
・りんごに含まれるセルロース、ペクチンといったの食物繊維が、下痢や便秘を抑制するといわれています。
・りんごに含まれるポリフェノールが、老化やガンの原因になるといわれる活性酸素の働きを押さえるので、老化を防いだりガンの予防に効果があるといわれています。
・りんごに含まれるりんご酸が、疲労をもたらすといわれる乳酸を減らし、新陳代謝を活発にするので、疲労回復に効果があるといわれています。


美味しくいただくには
・りんごは丸ごと齧った方が美味しい (包丁でスパッと切ると、切断面から酵素が出て酸化が始まるので風味が落ちてしまう為)
・りんごは冷やした方が美味しい
(冷やした方が、りんごに含まれるα型果糖が、より甘いβ型果糖に変化する為。理想的な温度は10度前後だそうです)


アダムとイブが食べた善悪を知る「禁断の果実」はりんごだと言われています。これはラテン語でリンゴ(マールス)と悪(マルス)が同じ綴りであったことからきています(その実を食べると善と悪(マルス)を知る訳ですから、その実はリンゴ(マールス)だという訳です)


もう一つの「禁断の果実」をめぐる俗説としては、アダムがリンゴを食べたときに、のどにリンゴがつかえたので男性には「のどぼとけ(アダムのリンゴ Adam's apple)」があるのだという説も生じました。


ニュートンが万有引力を発見するきっかけとなったりんごの木は、原木こそ枯れてしまいましたが、接木された二代目の木は日本をはじめ世界中で、「ニュートンのりんごの木」として栽培されているそうです。


梨編
梨は中国では「百果の宗」と呼ばれ、薬用として用いられるほど珍重されていました。


梨の効能として
・梨に含まれるカリウムが、血圧を下げる働きをするので、高血圧予防につながるといわれています。
・梨はアンモニアを体外に排出するアスパラギン酸を含むので、利尿作用や体内の代謝を整える働きに効果があるといわれています。


美味しくいただくには
・梨は冷やした方が美味しい
(冷やした方が、梨に含まれるα型果糖が、より甘いβ型果糖に変化する為)


梨は昔(平安朝末期)、「なし」ではなく「ありの実」と呼ばれていた


梨の語源としては、
1:果肉が白いので「なかしろ」と呼ばれ、それが略されて「なし」となった説
2:味から「あまし(甘)」がつまって「なし」となった説
3:日持ちが良く色が変わらないことから「なましさ」が略されて「なし」となった説
があります。


大ベストセラー品種の「二十世紀」は、1888年ゴミ捨て場で偶然発見された(というか拾われた?)


「二十世紀」は最初「太白」、その後「新太白」「天慶」と名付けられましたがあまり人気にはなりませんでした。しかし、1905年に種苗商の渡瀬寅次郎により「二十世紀」と命名されたことをきっかけに日本を代表するベストセラー品種になりました。


名前の由来は、「広く世界に目を向け、日本を良い国への夢を持ち二十世紀を支配する果物の一つとの願いを込めて二十世紀と命名した」と言われています。


ぶどう編
ぶどうは果物の中で最も古くから、世界で最も多く栽培されているといわれます。また、その用途は生食よりもワインとして利用されることが多いのですが、日本においては逆で、主に生食として供されています。


ぶどうの効能として
・ぶどうに豊富に含まれるポリフェノールが、老化やガンの原因になるといわれる活性酸素の働きを押さえるので、老化を防いだりガンの予防に効果があるといわれています。
・ブドウの糖分に含まれるブドウ糖は、体への吸収率が高く、体内ですぐにエネルギーになるので、疲労回復にはもってこいの果実です。
・ぶどうに含まれるカリウムが、血圧を下げる働きをするので、高血圧予防につながるといわれています。


美味しくいただくには
・新鮮な内にいただくのが何より一番ですが、冷蔵庫等で保存するときに、果軸の切り口に実を1粒さしておくと、新鮮さが長持ちするそうです。
・ぶどうの種類にもりますがが、基本的には皮ごと食べた方が、香りや果汁を存分に楽しめるようです。
(ただし、皮を食べるわけではなく、皮のすぐ内側の甘みの多い果肉を食べる為です) ・ブドウについている白い粉はブルームというブドウ自身がだすものです。ブルームがついているのは新鮮な証です


世界における果実の生産量が一位はぶどう、二位はオレンジ・ミカン、三位はバナナと言われています。
(日本では一位がミカン、二位りんご、三位梨、四位ぶどうと言われています)


その他
みかん
みかんは日本での歴史は古く「古事記」や「日本書紀」に橘(たちばな)として登場しています。 皮を手でむくことができ、種が無い日本のみかんは正確には“温州みかん“と呼ばれるます。温州みかんが誕生したのは、約400年前の鹿児島県北西部の長島というところです。しかし、江戸時代までは「たねなし」という点が縁起の悪いものとして嫌われていたようで、温州みかんが認められ、急速に広がったのは明治以降と言われています。


みかんの効能として
・みかんには多くのビタミンCが含まれており、加熱することなく、水で洗わずに食べれるので、ビタミンの損失無く食べる事が出来ます。1日3個で1日分のビタミンC必要量の半分を摂取することができます。
・みかんは毛細血管を強くするヘスペリジンを多く含み、動脈硬化にも効き目があると言われています。
・みかんの袋やスジには多くの食物繊維ペクチンが含まれおり、腸の中の水分を調節して便秘を解消したり、逆に下痢を抑えるという効果があると言われます。みかんを食べる時は、袋ごと少々のスジはそのままで食べると、健康にとても良い効果が得られます。


日本で食べられている果実の順位は、一位がみかん、二位バナナ、三位りんごです(総務省の統計による)
もも
ももは中国では「不老長寿の実」として珍重され、西遊記などにも登場します。
日本での歴史も古く「古事記」「日本書紀」にも登場し、鎌倉時代にはふつうに食べられていたようです。
現在、生産されている桃は明治の初めにヨーロッパやアメリカ、中国から導入された品種から交配されたもので、「白桃」や「白鳳」といった品種が人気を集めています。


日本は世界の桃の生産量で、第六位に位置しています。ちなみに一位は中国、二位アメリカ、三位イタリア、四位フランス、五位アルゼンチンとなっています。


国連機関の消費量統計によれば、日本人の一日一人当たりの果物の消費量は150グラム弱で、消費量筆頭の中米のベリーズ(約700グラム)の約5分の一です。
(欧米先進国の消費量には遠く及ばず、大体、中国・ロシア・パキスタンといった国と同レベルだそうです)


「朝の果物は金、夜の果物は銀」(朝に果物を食べると糖分やビタミンの補給にもなり大変効果があるという意味)


おまけ
すいか(農林省の統計上では、野菜に分類されますが…)
すいかはアフリカ原産で、日本には戦国時代にポルトガル人が長崎に持ち込んだとか、江戸時代に中国から持ち込まれたとか、はたまた既に弥生時代には伝わっていたとか、諸説があります。


すいかといえば、赤い果肉というイメージですが、じつは黄色い果肉の品種もあり(最近あまり見掛けませんが)、じつは黄色いすいかの方が古い品種なのです。


最近、四角いすいかを見掛けることがありますが、これは四角い品種があるわけではなく、四角いアクリルの箱の中で育てることで形を変形させているものです(ちなみに果肉の部分も四角になるそうです)
いちご(これも農林省の統計上では、野菜に分類されます)
日本にいちごが伝わったのは江戸時代末で、オランダ船で長崎にもたらされたことからオランダいちごと呼ばれました。しかし、いちごは観賞用にしか普及せず、現在日本で栽培されているいちごは、フランスやイギリス、そしてアメリカなどから導入されたものを品種改良したものです


いちごには豊富にビタミンCが含まれています(グラム当たりの含有量ではみかんの約2倍とも言われます)


いちごは本来、春から夏が旬の果実ですが、需要が一番高まるのは12月です。なぜこんなことになるかと言うと、クリスマスケーキのデコレーションとして大量に消費されるからです。
(クリスマスケーキの材料となるいちごは、国産品の端境期に当たることもあり、輸入冷凍物のイチゴが用いられることが多く、味が落ちる傾向があります)
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