長い歴史を経てきた着物文化ですが、現在私たちが着ている着物のスタイルは、いつ頃に出来上がったかご存じですか?
実は江戸時代なのです。十二単に代表されるように、着物のルーツは平安の頃まで遡りますが、その後時代の変化や技術の向上、あるいは日本独特の気候風土に合わせて刻々と進化を遂げ、江戸時代に頂点を極めたようです。
「特に振り袖などは、江戸時代の遊女の着物が原型になっているんですよ。江戸時代のファッションリーダーだった遊女たちが着物の流行をつくって、それが町人たちの間で広がっていったようです」と教えてくれるのが愛・きもの館のゼネラルマネージャー鶴田和代さん。確かに浮世絵に描かれている遊女たちの着物姿は、カリスマモデルのようなカッコ良さがありますよね。