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源頼義が1067年に由比ガ浜に創建したのが始まりで、源氏の氏神として武神である八幡神をお祀りする神社です。現在の地に移ったのは源頼朝のときで、以来、鎌倉幕府の宗社、関東の総鎮守としての規模と信仰を集めました。御祭神は第15代応神天皇、神宮皇后、仲哀天皇の三神です。
境内には、鎌倉幕府の三代将軍で和歌の達人、源実朝公が暗殺された場所と伝えられる石段の側に、樹齢800年以上にもなる大銀杏の木があります。また、若宮は徳川二代将軍秀忠が修復し、ご本殿は十一代将軍家斉による1828年の造営で、ともに重要文化財に指定されています。
源平合戦の英雄、源義経が兄頼朝の嫌疑を受け全国をさ迷っている最中、頼朝の妻政子の希望で、当時で有名な舞の使い手で義経の恋人であった静御前の舞が神前で披露されました。このとき、静は義経と離ればなれになった自らの悲恋を見事な歌にして詠みました。頼朝は神前でのこの振舞に激怒しましたが、政子が静の境遇に同情し、却ってこの歌が賞賛されるようになりました。この故事にちなんで現在でも毎年4月上旬の日曜日には、舞殿で踊りの名手の奉納になる「静の舞」が舞われ、往事を偲ぶ行事があります。
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