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ご祭神は「大己貴命」(おおなむちのみこと)です。大己貴命は大国主命のことであり、皆様ご存じの神話「因幡の白うさぎ」で、赤裸のうさぎを助けられた心やさしい神様です。一般には「大国様」と呼ばれ親しまれています。大己貴命は「古事記」「日本書紀」をみますと他にも多くの神名が伝えられています。豊葦原の国(日本の国)を稲穂がたくさん稔る豊な国に造り上げ、天孫に国をお譲りした神様として、国作之大神・大穴牟遅神といわれています。また農業・山林・鉱業・縁結び・医薬の開発・禁厭の法(鳥や害虫から作物を守る方法)を授けた神様として大物主神・宇都志国玉神・大国玉神といわれ、国中の悪い神様を追い出して平和な国に治められた神様として葦原醜男命・八千矛命と称えられています。このように多くの神名をもつということはそれだけ偉大で尊く、ご神徳が極めて高い神様であることを物語っています。
創祀は神代と伝えられ上代の事で詳らかではありませんが、延宝年間(1673〜81)の社記によれば、人皇第29代欽明天皇の御代16年(555)2月18日に本宮峯(本宮山)に御神霊が鎮斎せられました。後、山麓約6kmの現在地に都より勅使が差遺せられ、社殿を造営し、正一位の神階を授けられました。
爾来、年々奉幣に預り、勅使が下向され、文武天皇大宝元年(701)春18日に勅使奉幣し、特に十二段の舞楽を奉奏せられました。平安時代の延喜式では式内社に列せられ、中世には武将をはじめ朝野の崇敬が極めて篤かったということです。江戸時代には徳川家康公により社殿の造営、社領の寄進など代々の徳川将軍家から崇敬されましたた。明治6年6月13日には、国幣小社に列せられ、今は遠江國一宮として、親しみ、崇敬され信仰を広く集めています。
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