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大阪では“えべっさん”の愛称で親しまれている神社。
神社が建てられたのは推古8年(600)で、聖徳太子が四天王寺建立の折に西方の守護神として建立されたそうです。戎信仰には、御祭神にお祀りする神様によって三系統ありますが、今宮戎神社は西宮戎神社を本宮とする蛭子命(ヒルコノミコト)をお祀りする神社です。西宮の「本宮」に対して、新しいという事で「今宮」と命名されました。
宮の中には魚が奉献されていた記録もあり、四天王寺の参拝者相手に”浜の市”が開催されたそうで”市の神様”として崇拝されていたそうです。えびす様はもともと漁業の神様ですが、転じて後世には商売繁盛の神様となりました。
1月9日から1月11日に行われる十日戎は、それぞれ宵宮・本宮・残り福と呼ばれ、連日多くの人がお参りにきます。その年の商売繁昌を願い、境内では「商売繁昌で笹持ってこい」の声が響きわたります。
社殿正面で参拝した後、裏へまわって羽目板をうって念を押す面白い習慣があります。この習慣のいわれは諸説ありますが、その一つに、えびす様は耳が遠いので後ろで叩かないと気づいてもらえない、と言うものがあります。折角の商売繁盛の祈願ですから、忘れずに叩きましょう。
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