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四条河原町の繁華街を東に四条大橋を渡ると朱塗りの楼門が見えてきます。四条通の東端に位置するこの八坂神社は、主祭神は素戔嗚尊(スサノヲノミコト)で656年の創建になり、時代を経て神仏習合思想により祇園精舎の守護本尊・牛頭天王と一体視され「祇園社」として京の人々から親しまれてきました。
この付近一帯は祇園と呼ばれ、八坂神社もまた”祇園さん”の愛称で親しまれています。全国に3000ある祇園社の根本神社で、世に疫病封じのご利益で知られています。日本三大祭の一つである祇園祭は、毎年7月に行われる八坂神社の例祭で1000年以上の歴史を数えます。
初詣の参拝は「をけら参り」と言われます。参拝者は白朮木(をけらぎ)と呼ばれる木に名前や願い事を書いて奉納し、年末行事の際に境内に設けられた「白朮灯籠」の白朮火(をけらび)で焚き上げます。参拝者はその火の粉を授かって新年の無病息災を祈るという、京市民には古くからお馴染みの神事が執り行われます。大晦日の夕刻から元日の未明にかけての夜間限定の授与ですので、まさに京の伝統的なカウントダウンイベントとも言えましょう。火縄にをけら火をつけてもらい、持ち帰った火でお雑煮を炊き来る年の無病息災を願うという、古い京都の風習が今なお残っています。
また正月3ヶ日は舞の奉納やかるた始めなど著名な行事も多く、祇園祭はもちろん、京を訪れる人の必ず立ち寄る観光スポットとしても有名です。
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