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御祭神は天照大御神(アマテラスオオミカミ)で、天皇家のご先祖に当たられます。もとは宮城内かその近くにお祀りしていましたが、第11代垂仁天皇の御世に倭姫命(やまとひめのみこと)がこの伊勢にお祀りになられました。御神体は三種の神器の一つ八咫鏡(ヤタノカガミ)です。
神宮が現在の規模になりましたのは、天武天皇から持統天皇の時代にかけてのことで、第1回の式年遷宮もこの時代(690年)に行われました。
式年遷宮とは20年に一度、外宮と内宮の正殿(本殿)から御垣内(境内)のすべての建物、御装束や神宝に至るまでを新調して新しい宮に神儀(御神体)をお祀りする、1300年続いてきた重要な神事です。戦国時代に数回途絶えたことがありましたが織田信長の寄進によって復興されました。次回は平成25年(2013年)に行われます。
この神事のおかげで神宮は2000年前の伝統の工芸や技術もそのままに、その神域を清らかなものとしています。特に神宮の建物は唯一神明造と呼ばれる檜作りの高床式の神殿で、弥生時代の高床式穀倉にまで遡る古式ゆかしき建築様式がそのまま受け継がれています。
御垣内を流れる五十鈴川は、正に神の住みたもう地の川にふさわしい清らかな流れです。御手洗場の川の水で身も心も祓い清め、すがすがしく正宮に参るのが慣わしです。
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