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 CityDO!沖縄特集 沖縄特集TOP>> コラム「沖縄の楽器『三線』」 
沖縄の楽器『三線』

三線サークル取材レポ
三線の明るく軽快な音色、癒されますよね。そんな音色の魅力にひかれ、一度は弾いてみたいという方も多いはず。そこで今回CityDO!編集部は、三線を気軽に学べるサークルがあるという情報を聞きつけ、早速取材してきました!

大阪は南森町、日本で最も長く賑やかな商店街、天神橋筋を歩いていくと、ゆうゆうホールという小さな看板を発見。そこから少し路地に入れば、きれいな会館があり、扉を開けると早速軽快な三線の音が聞こえてきました。

音の方向へ階段を上っていくと、きれいなたたみの和室に、赤や青の鮮やかな羽織を召した方々が、楽譜を広げて、三線を弾いておられました。

あれ?何か別の楽器の音がする・・・?と部屋の奥に目をやると、大勢の女性の方々が、何やらおしとやかに正座して練習されています。
なんと、こちらの皆さんが弾いているのは、"三味線"。

話を聞けば、実はそもそもこちらは三味線がメインのサークル。
その名も、邦楽の会『和奏伎』。

日本の伝統楽器である三味線は、通常、いずれかの流派に弟子入りという形式をふまなければならないので、若い人には敷居が高く、気軽に学びたくても学べない。そんなニーズに応えて、先生がサポートする形で運営されているのが、邦楽の会『和奏伎』なのです。

さて、ではなぜそんな三味線サークルに、三線を弾いている人がいるのでしょう?
それは、三年前、三味線を習いに来ていたとある人物が、突然三線をやりたいと、サークル内に同時の"三線サークル"を立ち上げてしまった、らしいのです。


その人物とは、松井隆さん。
さきほどから、三線を教えていらっしゃったのは、この方。
どうしてまた、三味線から三線へ転向されたのでしょう?「その動機をぜひお聞かせください!」とかけよったところ、「よくぞ聞いてくれました!」、と言わんばかりに満面の笑みを返してくれました。

「三線にハマったというより、まず沖縄にハマッたんです」と松井さん。
4年前、偶然沖縄に行く機会があって滞在したときに、初めてにも関わらず、驚くほど気分が落ち着き、リラックスした自分を発見。
「ほかの地にはない安心感を沖縄の自然や人が感じさせてくれたんです」と、沖縄との出逢いについて語ってくれました。
それからというもの、松井さんは、時間を見つけては沖縄へ旅行。
この4年間で10回以上は行っているというハマリ具合。
ご自宅には、沖縄の音楽や食べ物、また歴史や文化に関する本など、さまざまな沖縄グッズが存在しているそうです。

そんなわけで、音楽をするならやっぱり沖縄の三線を弾けるようになりたい、という思いから三線を始め、その勢いで三線サークルの立ち上げを提案。

もともと音楽が得意ではなく、「実は音楽の授業のリコーダーも苦手だった」と話す松井さん。
そんな松井さんがぜひともやりたいということで誕生した三線サークル。昨今の沖縄ブームもあってか、とても人気があり、毎回、いろんな方が参加に来られているそうです。

現在松井さんは、ほかにも二箇所教える場を持っておられ、この春からは、なんと、学校の課外授業でも教えることになったそうです。

ところで、そんな松井さんのmy三線を見せていただきました。
全部で三挺(ちょう)の三線をお持ちだそうで、すべて沖縄で購入されたもの。この日は、そのうち二挺を披露していただきました。
いずれもニシキヘビの本皮でつくられた三線で、皮が一枚張りのもの(写真手前)と、二枚張りのもの(写真奥)。
また、もう一挺、テント等に用いられる皮と同じような造りの人工皮の三線もお持ちだそうですが、そちらは扱いやすく初心者向きですが、少し音がこもってしまうそうです。明るく澄んだ音がするのは本皮、とくに一枚張りの本皮の三線だそうです。


さて、インタビューですいぶんと貴重な練習時間を割いてしまいましたが、練習を再開していただきましょう。

この日は初めての参加者も来られ、松井さんが指の押さえ方から指導。
基本の運指を習ったら、すぐ曲を弾いてみていらっしゃいました。

すごいなぁ〜と、CityDO!取材スタッフも、便乗して体験させていただきました。
弦楽器にまったく経験が無く、最初は力を入れすぎてしまって、なめらかにいきませんでしたが、次第に押さえ方がわかってきました。
なるほど、本当に手軽に楽しめるのが、三線の魅力ですね。

後ほど、女性の方も遅れて参加。
皆さん、仕事帰りにふらっと立ち寄るこの感じ。
アフター5の癒しの場。いいですね〜。

ところで、皆さんが着ているのは「琉球紅型陣羽織」。
衣装でも雰囲気を演出です。
『和奏伎』では、来年の春に初めての独自の演奏会を開くため、現在、曲目をリストアップし、練習に励んでおられます。

この日は、そのなかの「涙そうそう」と「安里屋ユンタ」を披露してくださいました。
女性の歌声が入ると、いっそう沖縄らしい雰囲気が出てここちよく、今夜は、本当にいいものを聴かせていただきました〜。


手軽に楽しめる、沖縄の三線。
皆さんも、始めてみませんか?
取材に協力いただきました、邦楽の会『和奏伎』では、
随時参加者を募集しています。(もちろん三味線も募集中)

■邦楽の会『和奏伎』
大阪市北区天神橋1丁目18−11
活動時間:平日 午後7時〜9時
http://www.wakanagi.com/

沖縄の楽器『三線』 三線をゲームで体験
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