高浜市特集
[愛知県]
高浜市は、日本のほぼ中央にある愛知県三河平野の南西部に位置しています。
中部地方の中心都市である名古屋市から南東へ25キロメートルのところにあり、東は安城市、西は衣浦港をへだてて半田市、南は碧南市、北は刈谷市に接しています。
東西4.2キロメートル、南北5.5キロメートル、面積は約13.11平方キロメートルで、地質については、洪積地と沖積地に分けられますが、大部分は洪積地からなっており、比較的新しい第4紀層新世代の発展したもので、標高5メートルの洪積台地と河川流域及び海岸一帯の沖積層の標高2メートルの低地よりなっており、海岸線は延長5.4キロメートルにおよび、衣浦大橋によって知多半島と結ばれています。
高浜市のいいトコ!!
高浜市で憩い・楽しむ
大山緑地千本桜ライトアップ
開花状況にあわせて開催。夜桜も幻想的。
高浜シティマラソン
1月末頃、最長10キロメートルのコースを老若男女が駆け抜けます。一斉に走り始めるランナーの姿は圧巻。年齢を問わず参加できるジョギングの部も人気。
鬼みちまつり
10月下旬、瓦粘土で作られた「鬼あかり」等の約2,000点のランプシェードで鬼みち沿道を飾るまつり。チャラポコ踊りや味ジマンなど高浜名物も集結します。
高浜市の名所・文化
鬼のみち
名鉄高浜港駅から三河高浜駅を結ぶ約4.5キロメートルの散策コース「鬼のみち」は、平成8~10年に整備され、「美しい日本の歩きたくなるみち500選(社団法人日本ウォーキング協会)」に、また、「新日本歩く道紀行100選、ふるさとの道(歩きんぐくらぶ)」のひとつに選ばれています。歩きながら、寺社や民家の屋根、道路や壁面を彩るさまざまな鬼瓦・飾り瓦を楽しむことができます。
吉浜細工人形(愛知県指定無形文化財)
貝殻や木の実などの自然物で衣装を表現する等身大の人形です。柳池院・宝満寺で毎年5月に開催される「花の塔」に合わせ約1か月がかりで制作され、奉納・公開されます。かつては、吉浜地区の住民たちが総力を挙げて制作し、“農民芸術の最高峰”とも称されていました。
菊人形(高浜市指定無形文化財)
江戸時代後半に誕生したとされ、約170年の歴史があります。高浜市の菊人形のつくり手は、北は北海道から南は鹿児島、ときには海外にまで出かけてその技術を広めました。
高浜市の特産・名物
うなぎ
高浜市は100年以上も昔の明治時代からうなぎが養殖されています。養鰻場の数はぐっと減りましたが、養殖うなぎを愛する人たちに好んでいただき、今もなお、有名うなぎ店の仕入先となっています。
吉浜の卵
明治14年生まれの加藤弥七さんが、日露戦争後、にわとりの孵化技術を持ち帰り、高浜市を西三河屈指の養鶏のまちに導き、戦前には養鶏大国とよばれるほどでした。
あげパン
揚げたてを提供できる「自校式給食」でしか味わえないため、給食メニューに登場する市町はわずか。現在も自校式の高浜市ならではの給食人気メニュー“あげパン”もまちの味ジマンのひとつです。