 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
長い長い年月を経て育まれてきた、各地独特の歴史や風土など、あなたの知らなかった事がきっと分かるはず。
|
|
 |
 |
 |
おしどり寺 (写真提供:八千代市役所) |
村上に「おしどり寺」というロマンチックな名のお寺があります。正式名は鴨鴛(おうえん)寺正覚院。
縁起によると、この辺りは昔、城橋の方にかけて阿蘇沼という大きな沼がありました。平入道真円という人はつねづね殺生を好きこのみ、あるとき阿蘇沼で一羽のおしどりを射止めました。
ところがその夜、丹顔美麗な女が訪れ、真円に向かって、きょう私の夫を殺したと言います。真円は身に覚えがないというと、女は「偽りたまうまじ」と口論となって、「日くるれは誘ひしものをあそぬまの まこもがくれのひとり寝そうき」という歌をよんで隠れてしまいました。
一夜明けてみると、昨日射止めた雄のおしどりと雌のおしどりがくちばしを合わせて死んでいました。昨夜の女は雌のおしどりであったのです。
真円はおしどりの恋慕に心うたれ、自ら出家し、池のほとりにお寺を建て菩提を弔いました。保元年間(1156年〜59年)の出来事と伝えられます。
参道入り口の左側には、阿蘇沼の名残をとどめる池があり、おしどりの片羽を祀ったので片葉のよしがしげるという伝説の「片葉の弁財天」がひっそりとあります。
|
|