鴨川市特集
[千葉県]
鴨川市は、千葉県の房総半島南東部、太平洋側に面し、北部から東部に連なる清澄山系と、市の中央部を横断する嶺岡山系との間に、米どころとして知られる長狭平野が開け、その平野が太平洋に面した地域に市街地が形成されています。温暖な気候と豊かな自然環境、新鮮で豊富な食材に代表される貴重な自然資源はもとより、全国レベルの集客力を持つ観光・宿泊施設、充実した医療・福祉・スポーツ環境や特色ある保育・教育環境など、まちづくりの基盤となる地域資源を多数有しています。
鴨川市のいいトコ!!
鴨川市で憩い・楽しむ
千葉ロッテマリーンズ
プロ野球球団「千葉ロッテマリーンズ」のキャンプ地である本市では、地域活性化施策の一環として、市を挙げて同球団を応援しています。
千葉ロッテマリーンズ鴨川後援会では、毎年総合運動施設で開催されている秋季キャンプのサポートを始め、球団キャラクターたちによる市内施設訪問、選手による少年野球教室やサイン会・写真撮影会などのファン交流イベント、そして市外においてもZOZOマリンスタジアムでの観光PR、応援ツアーなど、球団の協力を得ながら、年間を通してイベント開催や企画を行っています。
サーフィン
身体を動かすことが得意なあなたには、サーフィンがオススメ。パワフルで質の良い波が多い鴨川の海には、プロサーファーも多く訪れます。市内のサーフショップでは体験プログラムを行っている店もあるので、初心者でも安心して始められます。
鴨川シーワールド
鑑賞することが好きなあなたは、鴨川シーワールドをオススメします。展示してある海や川の生物は、なんと800種以上。北極や南極など世界の自然環境を再現しています。また、イルカやシャチのショーは圧巻です。
道の駅鴨川オーシャンパーク
鴨川オーシャンパークは、南房総の観光の主要幹線となる国道128号沿いにあり、鴨川のとれたての海の幸、山の幸を販売する物産館や、昔の磯を再現した千年磯、青空市場、休憩所などがあります。
ここは、訪れる人々に憩いとやすらぎのひとときをつくる観光拠点づくりを目指すとともに、地場産業や文化、芸術分野との連携を図ることで地域の総合的な活性化と交流の場を目的とした海浜型リゾートパークです。
鴨川市の名所・文化
清澄の大スギ
清澄寺の仁王門の正面には、樹高約47メートル、幹回り約14メートルの大スギがそびえています。樹齢は不明ですが、古くから地域の人々は「千年杉」と呼んで大事に保護して来ました。東側には空洞があり祠となっていますが、樹勢自体は旺盛で良好な状態です。
鴨川大山千枚田
日本の棚田百選に選定されています。稲が全体的に成長し始め、オールグリーンとなる6月~7月が人気。黄金色に輝く稲刈りの初秋にも美しい情景が広がります。
誕生寺
鴨川は日蓮宗の開祖、日蓮聖人の生誕地です。誕生寺は、聖人の生誕を記念して建治2年(1276)に建立された古刹です。2度の津波で水没したため現在の場所に移して再興されたと伝えられています。日蓮聖人像を安置する祖師堂や聖人の御幼像、聖人ゆかりの誕生水井戸をみることができます。
祖師堂は市有形文化財に指定。
~安房国初の彫物大工~ 武志伊八郎信由(たけしいはちろうのぶよし)
現在の西条地区の打墨に生まれた武志伊八郎信由は、神社や寺院の建築を飾る彫刻の製作を専門とする彫物大工として、安房や上総を中心に、相模や江戸を含む広い範囲に数々の傑作を残しました。郷里の鴨川市内には、金乗院や大山寺をはじめ、多くの寺社に作品が残されています。伊八の評判は当時から高く、注文は途切れなかったものと考えられます。その評判は二代以降も高く、五代伊八が昭和29年に亡くなるまで、200年以上にわたって伊八の名は受け継がれました。波の表現が優れているとの評価から、現在では一般的に「波の伊八」と呼ばれています。