わが街イイトコ!!

松前町特集

[愛媛県]

松前町は、石鎚山系に端を発した一級河川重信川を境にして県都松山市に隣接し、道後平野の西南部にあります。西は伊予灘に面し、南は伊予市をへだて四国山脈が望め、豊かな自然と土地に恵まれたところです。昭和30年3月に旧松前町、北伊予村、岡田村の1町2村が合併して新生「松前町」が誕生しました。現在では、3万人余りを有する町となり、豊富な水と肥よくな土地を生かした農業、日本有数の小魚珍味加工生産量を誇る水産業、中四国最大級の施設が立地する商業、世界シェアの約35パーセントの高性能炭素繊維を生産する化学繊維工場が立地する工業など、農水商工業のバランスがとれた町として順調に発展しています。

松前町のいいトコ!!

松前町で憩い・楽しむ

ひょこたん池公園

重信川の伏流水で形成された親水公園。水生植物を積極的に取り入れた公園は、地域住民の憩いの場となっています。

所在地 松前町大字中川原地内

塩屋海岸

伊予灘に面した塩屋海岸の砂浜では、釣り、海水浴、潮干狩りなどを楽しむもよし、砂遊びやスケッチ、流れ着いた貝殻や流木を拾うもよし。あなたの発想で塩屋海岸を遊び尽くしてください。

まさき町夏祭り

昼間のメインイベントは、今や松前町の夏の風物詩となっている「H-1グランプリ」。小学生から大人までが、はんぎりと呼ばれる桶に乗り、体の上下運動だけで海上を漕ぎ進み、その速さを競います。また、高校生を対象とした「はんぎり甲子園」も行われます。
夕方から会場を松前公園に移し、「子どもフェスタ」、「餅まき」、夜のメインイベントとなる「まさき音頭」、そして、夜空を彩る「花火」がフィナーレを飾ります。

所在地 松前公園・塩屋海岸

松前町の名所・文化

松前城跡

文禄4(1595)年、伊予国松前城に入国した加藤嘉明は、松前城と城下町の拡張、修築を行ったと伝えられています。慶長の役、関ヶ原の戦いの功により20万石に加増されたことを受け、慶長8(1603)年には、地の利を得た松山に城を移築しました。その後、松前城はその役目を終え廃城となりました。

義農作兵衛

筒井村の貧しい農家であった作兵衛。享保17(1732)年の大飢饉の時、人々の食べ物はなくなり、村民は麦種まで食べましたが、作兵衛は「農は国の基、種子は農の本。一粒の種子が来年には百粒も千粒にもなる。僅かの日生きる自分が食してしまって、どうして来年の種子ができるか。身を犠牲にして幾百人の命を救うことができたら私の本望である」と、麦種一粒食することなく後世に残し、大義に死しました。
この義農作兵衛の精神は、「義農精神」として脈々と受け継がれています。

五輪塔

伊予神社本殿西北隅の「いらずの森」と呼ばれる林の中に、地水火風空それぞれに異なる石でできた3基の五輪の塔があります。鎌倉時代のもので、昭和44(1969)年に松前町有形文化財に指定されています。

松前町の特産・名物

はだか麦

はだか麦は、実と皮のはがれやすさに着目した系統名の一つで、その名の通り、簡単に皮がはげて実が取り出せる品種群のことをいいます。そして麦と言っても、小麦ではなく、大麦の一種に分類されます。
松前町では江戸時代に二毛作が定着し、水田の裏作として麦類を栽培してきました。現在でも二毛作を行っている農家が数多くあり、はだか麦の生産量日本一である愛媛県内で、西条市に次ぐ生産量を誇っています。

そらまめ

松前町で多く栽培されている品種は、「陵西一寸」という品種で、4月下旬から5月末にかけて収穫されています。「一寸」という言葉の通り、約3センチメートルほどの実が、一つのさやの中に3つほどできます。

イチゴ

松前町では主に「紅ほっぺ」や「あまおとめ」などの品種が栽培されています。
収穫は、12月から5月ごろにかけて行われています。

松前町の業種別ガイド

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松前町 わが街事典

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