皮膚病には日常的にありふれた疾患もありますが、中には診断や治療が難しくて、治りにくい疾患も数多くあります。皮膚科を専門とする医師はもともと少なく、皮膚疾患の正しい診断や治療技術を身につけるには大学病院で6年以上は皮膚科学を専門として修練しなければ、本当の皮膚科医にはなれません。街中には皮膚科を標榜する開業医は多数いますが、皮膚科の修練をしていない医師が自己流の診療をしていることも多く、皮膚科専門医として、その診療内容には疑問をもつこともあります。日本皮膚科学会認定専門医は北九州市内の個人開業医では門司区2名、小倉北区5名、小倉南区7名、八幡東区4名、八幡西区5名、戸畑区2名、若松区4名です。（2014年9月現在）皮膚科専門医の氏名は日本皮膚科学会ホームページ（http://www.dermatol.or.jp）に公開されています。