苅田町特集
[福岡県]
苅田町は、北九州市と行橋市の間に位置する人口約3万7千人、面積48.88平方キロメートルの町です。東は周防灘に面して、国際貿易港・苅田港と広大な臨海工業地帯が広がっています。また苅田港沖には北九州空港があり、苅田港、東九州自動車道苅田北九州空港インターチェンジと併せ、陸・海・空の交通結節拠点となっています。
苅田町のいいトコ!!
苅田町で憩い・楽しむ
遊覧船 麒麟
赤い遊覧船で漁師料理を味わい海上から苅田の夜景を楽しみませんか。
初夏から秋にかけて運航します。
定員16名まで(貸切)ご予約は利用日の6日前までに観光協会にお問合せください。
等覚寺の棚田
標高300メートルに位置する同地区は修験道の伝統を持つ山伏の里です。山伏が1,000年前より開墾した等覚寺は、夏場ではクーラーが要らないほど冷涼な地域です。等覚寺の棚田は、平成4年に「農村景観百選」に認定され棚田の枚数が多いのが特徴です。
広谷湿原
北九州国定公園内の小さな盆地に広がる湿原。世界的にも珍しいカルスト台地の湿地で、モウセンゴケ、サギソウ、トキソウ、ツリフネソウ、ノハナショウブなど、絶滅危惧種を含む希少な植物が自生しています。
湿原の東側には鬼の唐手岩と呼ばれる奇岩があります。
苅田町の名所・文化
苅田山笠
毎年10月の第1日曜日に行われる宇原神社神幸祭は苅田山笠の名で親しまれています。鉦や太鼓の響くなか、勇壮・華麗な山車14基が町を練り歩き、役場前広場に勢ぞろいします。山車同士をぶつけ合う突き当ての様子から「けんか山笠」の異名も持つ県指定無形民俗文化財です。
等覚寺の松会
等覚寺の松会は、かつて山伏の修験の場として栄えた等覚寺地区に約千年も伝わる山伏の祭典で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。特に幣切り行事は全国でもここにしか残っていない貴重なものです。毎年4月の第3日曜日に白山多賀神社で行われます。
福焼き
毎年2月の第2日曜日には、国指定史跡・御所山古墳の上にある白庭神社で福焼きが行われます。「どんど焼き」の名で親しまれており、境内で燃えさかる炎に、しめ飾りや古いお札をくべて、無病息災を祈ります。
苅田町の特産・名物
白川米
白川地区の肥沃な土と平尾台から流れ出る水で育ったおいしいお米です。
かんだ紫ねりちーず
苅田町特産の紫芋パープルスイートロードはしっとり芳醇な味わい。
松会漬(まつえづけ)・みそ
等覚寺集落には修験道の流れを汲む漬け物、みそ造りの技術が伝えられています。手間を惜しまないこだわりの味です。