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長い長い年月を経て育まれてきた、各地独特の歴史や風土など、あなたの知らなかった事がきっと分かるはず。
大黒天像
大黒天像は高さ31cmで右手に小づち、左肩に袋をかついで俵のうえに立っており、表面はススで黒く、桐材で作られ俵の下部が虫に食われている他は完全な状態です。
表情は目・口ともに微笑み、正面は荒いノミの跡が走り、像全体に安定感があります。
昭和54年10月、円空の作と鑑定されました。
円空は江戸時代初期の僧侶で美濃国(岐阜県)生まれ、23才で出家、12万体の造像を発願し、諸国漫遊の旅に出て、美濃・飛騨・東北・北海道などで仏像作りに励みました。
円空の仏像はナタ彫りと呼ばれ、単純だが力強い彫法と微笑の表情に特色があります。
県内で円空仏が発見されたのは非常に珍しく、東北遊行の行きか帰りに石岡に立ち寄って作ったものと思われます。
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