琴平町特集
[香川県]
本町は、香川県のほぼ中央に位置する仲多度郡の西部を占めており、東経133度49分36秒、北緯34度12分7秒にあります。総面積は8.47平方キロメートルで、町域は東西3.3キロメートル、南北5.3キロメートルにおよびます。
琴平町のいいトコ!!
琴平町で憩い・楽しむ
琴平公園
金刀比羅宮への参拝道左手、金山寺山一帯に展望台、遊歩道、広場が整備されています。春は桜にツツジ、初夏にはあじさい、秋には紅葉が美しく四季折々の風情が楽しめます。山頂の展望台から、西には金刀比羅宮の社殿や表参道、また、北には丸亀平野や東には讃岐富士(飯野山)、その向こうには瀬戸内海の島々や瀬戸大橋を眺望することができます。
所在地 | 琴平町川西977-2 |
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琴平海洋博物館(海の科学館)
古くから海の守り神として親しまれてきた金刀比羅宮の麓にある博物館です。人と海との歴史や深海、船舶の機能等、海洋に関する情報を幅広く紹介しています。ラジコン船体験コーナーや、船の操舵室を模した「動くブリッジ」など、大人も子どもも楽しめる施設です。見て触れて海や船の素晴らしさを楽しく学べます。
所在地 | 琴平町953 |
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電話番号 | ☎0877-73-3748 |
琴平町の名所・文化
金刀比羅宮(ことひらぐう)
「さぬきのこんぴらさん」で有名な金刀比羅宮は、象頭山の中腹に鎮座し、古来より海の神様、五穀豊穰・大漁祈願・商売繁盛など広範な神様として全国津々浦々より、善男善女の信仰をあつめてまいりました。
参道口から御本宮までは785段、奥社までは1,368段の石段があり、参道には旧跡や文化財が多数あります。また、裏参道は、春は桜、初夏のつつじ、秋の紅葉など四季折々に変化し、悠久の時の流れは今もかわることなく、穏やかに過ぎてゆきます。
四国こんぴら歌舞伎大芝居
旧金毘羅大芝居(金丸座)で行われる歌舞伎公演。昭和60年から毎年開催され、全国から歌舞伎ファンが訪れ、四国路に春を告げる風物詩となっています。
舞台装置は全て人力で江戸時代の雰囲気を今に伝えます。
金陵の郷
江戸時代より続く酒蔵を創業当時のまま残し、酒づくりに関する歴史と文化を今に伝える資料館。館内では清酒 金陵の試飲ができます。
鞘橋
刀の鞘のような形をした屋根のある珍しい浮橋で、寛永元年(1624)時の別当宥睍の手によって架橋されたと、古い記録にあります。架橋以来幾度となく災害にあい、現在のものは明治2年(1869)に建築されたものです。明治38年に現在の場所に移築され、一般の通行は禁止されていますが、例大祭などの神事の際に用いられています。
琴平町の特産・名物
こんぴらにんにく
香川県のニンニク生産は青森県に次いで全国第2位です。県内では琴平町がシェア23パーセントで1位を誇ります。「こんぴらにんにく」の出荷時期は5~6月で、7割近くが関東方面へ出荷されます。強いにおい、大ぶり、色白が特徴で、アミノ酸の一種「アリイン」などの栄養成分が豊富です。
讃岐一刀彫
金刀比羅宮の旭社が建てられた天保八年(1837)当時、全国から腕利きの宮大工が琴平に集まり、仕事の合間にだるまを彫ったのが起源とされています。現在、優れた職人の技を身につけた人が「伝統工芸士」として活躍しています。
地酒
琴平町には現在、長い歴史を誇る二軒の酒蔵があります。表参道には「金陵」の蔵元で有名な西野金陵があり、金陵の郷にある資料館では試飲ができます。金刀比羅宮御用達の御新酒。旧高松街道沿いの榎井に蔵を構えるのは「凱陣」の蔵元、丸尾本店で、大吟醸は幻の銘酒といわれ、日本酒党を唸らせています。