坂出市特集
[香川県]
坂出市の中心部は海岸沿いに平坦に開け、綾川を中心に豊かな田園地帯が広がっています。
海に出れば瀬戸大橋沿いに島々が連なり、五色台には、快適なドライブが楽しめるスカイラインや崇徳上皇ゆかりの白峯寺があります。
また、県下でも有数の桜の名所として有名な常盤公園、山城の歴史が残る城山、讃岐富士と称される飯野山などがあり、海に山に自然豊かな土地柄です。
坂出市のいいトコ！！
坂出市で憩い・楽しむ
常盤公園（ときわこうえん）
塩飽諸島を一望する聖通寺山にある常盤公園は、桜の名所。季節には、約500本の桜が咲き誇り、花のトンネルを見ることができます。
府中湖（ふちゅうこ）
山あいに突如として視界が開け、ひんやりした空気が伝わってくる湖。日常を忘れて気分を変えるのに絶好の場所です。府中湖は昔からの水不足に対応するため、県下最長の綾川の中流、綾川町から坂出市にまたがって作られました。
鍋島灯台
お鍋をひっくり返したような小さくて丸い島「鍋島」に建つ白い灯台。「日本灯台の父」と呼ばれるリチャード・ヘンリー・ブラントンの設計で、円形石造りです。
坂出市の名所・文化
讃岐国府跡（さぬきこくふあと）
府中町は讃岐の国の中央に位置し、発掘調査からもここに国府（今の県庁）が置かれていたことが分かっています。当時を偲ぶものとして石碑が建てられている他、近くには道真の漢詩にも出てくる開法寺の塔跡の礎石も残っています。
鹽竈神社（しおがまじんじゃ）
塩田の守護神として建てられた神社。最初は塩田の近くにありましたが、道路の拡幅のため塩田を一望する現在地に移築されました。
白峯寺（しろみねじ）
四国八十八箇所霊場の第81番札所。弘法・智証両大師の開基。稚児ケ嶽で荼毘に付された崇徳上皇の御陵や頓証寺殿があります。建物の多くが、平成29年に国の重要文化財に指定されました。
坂出市の特産・名物
三金時
金時とは赤いものの意味で、「金時にんじん」「金時いも」「金時みかん」は三品とも赤身が濃く元気の源となる身体に良い食べ物です。浜に近く砂地で塩分が多い畑は、根菜類の栽培に適し、今では、坂出市は、「金時にんじん」の日本一の生産地となり、「金時いも」についても生産地としてもトップクラスになりました。
また、平成5年に新品種に登録された坂出市発祥の「金時みかん（品種名：小原紅早生）」を加え、坂出三金時として知られています。
塩
坂出では弥生・古墳時代より塩づくりが盛んでしたが、江戸時代後期の久米栄左衛門による塩田の開墾以降は全国でも有数の製塩地となりました。製法こそ変わりましたが、現在も塩づくりの工場が立地しています。
サヌカイト カンカン石
坂出の五色台およびその付近の山々からは、叩くと心地よい澄んだ音色を発する「サヌカイト」(カンカン石）が産出されます。
サヌカイトは、約３万年前から道具として使われはじめ、弥生時代の終わり頃まで、主に刃物として活用されていました。
