京都市特集
[京都府]
明治31(1898)年、京都市の自治権を制限していた「市制特例」が撤廃。市役所が開庁し、市民による市民のためのまちづくりが可能になりました。
現在では、全11区で特色あるまちづくりが行われています。
ここでは、そんな個性豊かな各区を簡単にご紹介します。
京都市のいいトコ!!
わたしたちの暮らす区はどんな区?
北区
東に賀茂川の清流、北に北山の峰々が連なり、西に衣笠山、南の市街地には船岡山が横たわる「山紫水明の地」。日本を代表する神社仏閣や葵祭などの伝統行事も数多くあります。
中京区
多くの文化的資産を有するとともに、商業・ビジネスの中心地として発展を続けるまち。町衆の誇り高い自治の伝統を引き継ぎ、皆で協力し合いながら、まちを支えています。
左京区
6つの大学や文化施設が集積する魅力あふれるまち。豊かな自然に恵まれ、世界遺産をはじめとした社寺、各地域の伝統行事などが受け継がれています。
上京区
歴史の中で培われた多彩な文化が日常生活に息づき、地蔵盆や夏祭りなどの地域行事が大切に受け継がれているまち。誰もが心豊かに暮らせる持続可能なまちづくりを進めます。
東山区
花街の洗練された「おもてなし」や、古くから受け継がれた「手しごと」などの伝統や文化が今なお息吹くまち。貴重な文化財が多く集積し、訪れる多くの人を魅了しています。
右京区
世界文化遺産や国宝、多くの大学生の活動、ものづくりを支える企業の活気が街並みを彩っています。山間地域の豊かな自然や、市内有数のスポーツ施設も充実していて、必ず“お気に入り”が見つかる、魅力あふれるまちです。
西京区
区の東部を桂川がゆったりと流れ、西部には嵐山、小塩山などの西山連峰を有する「自然豊かなまち」。近年、都市基盤の整備が進められ、京都の西の玄関口の役割を担っています。
伏見区
神社仏閣、酒蔵や名所史跡、かつての城下町・港町としての風情を残す町並み、祭りや伝統行事などが受け継がれるまち。また、耕地面積市内第1位を誇る農業、伝統から先進に至るものづくり、にぎわい創出の商業など多様な産業が息づくまちです。
下京区
室町時代に町組を結成して町内の問題を協議するなど、古くから住民自治の意識が高いまち。市の玄関口である京都駅や京都水族館、京都鉄道博物館などの賑わい施設があります。
山科区
三方を山並みに囲まれた盆地で、古くから東の玄関口としての役割を担うまち。豊かな自然に囲まれ、四季折々の美しい情景が今も身近に楽しめます。強い「地域力」や人と人との「つながり」が、安心・安全なまちを支えています。
南区
多くの区民参加による一斉清掃や子どもの見守り活動など、地域一丸となった取組が活発な「みなみ力(地域力)」を誇るまち。幅広い企業が集積するものづくりの拠点、全国に誇る京野菜「九条ねぎ」の産地でもあり、近年は文化芸術を通じたまちづくりも進められています。