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長い長い年月を経て育まれてきた、各地独特の歴史や風土など、あなたの知らなかった事がきっと分かるはず。
国黄金山産金遺跡

完成の見込みが危ぶまれていた大仏でしたが、小田郡の産金により完成の見込みがたち、天平勝宝四年(752)、盛大な大仏開眼の供養会が催されました。
この供養会には、日本だけでなく外国からも大勢の僧が列席した上、さまざまな舞楽が披露されるなど、仏教が日本に伝わってから最も盛大な儀式であったと伝えられています。小田郡の産金に報い、陸奥国の租税は3年間免除、小田郡は永久に免除されました。また、砂金が採れた山を祀った黄金山神社は延喜式内社という由緒ある社となりました。神社周辺からは、「天平」と刻まれた瓦が出土しており、昭和32年に実施された神社周辺の発掘調査では、建物の柱跡4基が発見されました。この建物は「天平」が付く年号の時期に、当時世の中をわかせた産金を記念して建てられたものと考えられています。
この結果、黄金山神社周辺は、「黄金山産金遺跡」として昭和42年、国史跡の指定を受けました。日本の初産金の地は涌谷だったことが改めて確認されたのです。黄金山神社のそばを流れる黄金沢には、今もなお黄金時代の名をとどめるかのように砂金がキラキラと輝いています。

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