 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
ホントに日本には沢山、良い所があって飽きません。 それらの観光ポイントを 有名、穴場、問わず紹介します。
|
|
 |
 |
 |
| マリア観音 |
宮城県内には隠れキリシタンの悲劇を伝える伝説や言い伝え、数々の隠れキリシタンの存在を裏付ける証拠が残されている。大郷町においても支倉常長というキリシタンの隠棲説があることからキリシタン弾圧の恐怖から逃れ、ひっそりと身を隠していたキリシタンがいたであろうということが伺える。
しかし、残念ながらそれを彷彿させるものがあまりにも少ない。迫害されたキリシタンの弾圧はここまで及ぼしていたのであろう。そんな中、大郷町内を滔々と流れる吉田川のほとり、中粕川という地区に古くからある糟川寺から、ある時不思議な観音像が発見された。
高さが60〜70cm程度のさほど大型のものでないそれは、鮮やかな原色で彩られ、頭には鉢巻きのような紐帯があり、髪は総髪にして子供を懐き、腹部正面いっぱいに花弁のような大きな紋様があしらえてあるというもの。非常に珍しく、その顔だちは仏教のそのものとは、大きく異なった趣がある。
これはまさしく「マリア観音」であり、当時のキリシタンの心の支えとなっていた物的証拠ではないかと言われた。確かにこのマリア観音と言われる像を間近で見ると、子どもを懐く姿はマリア観音、しかし顔だちはイエス・キリストを彷彿させるような、あきらかに我々がイメージしている仏教の観音像とは異なる、というのが素人目にもわかる。さらにはいくばくかの哀愁さえも感じることができるのは私だけであろうか?
現在、この像は前出の糟川寺境内の観音堂に静かに安置されており、物珍しさにより盗難の心配もあることから厳重に施錠され、格子越しにしか拝観することはできないが、住職の三田村氏の眼鏡にかなう人物であれば(?)間近に見ることも可能なようだ。
|
 |
●場所/黒川郡大郷町粕川
●お問い合わせ/TEL:022-359-4587(糟川寺 三田村道雄) |
|
 |
 |
|