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日頃、見慣れた風景でも、ちょっと見方をかえてみませんか? きっと新しい何かが見つかるかも知れません。
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○賛否両論ありますが…
JR桜井線の畝傍駅には、普段は立入禁止になっていて使われていない改札口がある。なぜか一際立派に建てられているが、その設備は古く、今では使えそうにもない。 勘の良い方なら気づかれたと思う。この地は初代神武天皇の即位した、天皇家にとって由緒のある土地柄。そう、ここは、皇室の方々が橿原神宮や神武天皇陵に参拝される折に、東京からはるばる汽車に乗り、下車する時に使われた「皇室専用」の改札口、だったのである。皇室専用の出入り口ゆえに、民間人がここを通ることは不敬に当たる。だから「立入禁止」だったのだ。
とはいえ、それも昔の話。浩宮皇太子も秋篠宮も御成婚の折は、京都まで新幹線、京都から近鉄線で橿原をご訪問された。この時も専用改札口から出入りされたが、それは警備上の理由から。もちろん立入禁止ではなく、自由に出入りできるのだが、近鉄の職員に無賃乗車の疑いをかけられるかも。
大時代風な畝傍駅の造りもさる事ながら、皇室専用の改札口が普段民間人の出入りができないとは、全く驚きではある。それもこれも戦前の天皇制度の名残、今ではかつての時代を物語る歴史の証言者として、文化財のような存在感がある、と思うのは筆者だけだろうか。
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●場所/橿原市南八木町2丁目
●アクセス/JR「畝傍駅」 |
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