上牧町特集
[奈良県]
上牧町は奈良盆地の北西部に位置しており、東西に2.1キロメートル、南北に3.6キロメートル、面積は6.14平方キロメートルのまちです。北西は王寺町、北東は河合町、南東は広陵町、南西は香芝市に隣接しています。
上牧町のいいトコ!!
上牧町で憩い・楽しむ
秩父池
町内で最も大きい、緑あふれる神秘的な池です。大木から草本までいろいろな植物が生息し、休日には多くの人が自然とふれあう場として集っています。林の中にはアケビやヤブガラシ、スイカズラなどのつる性植物も多くみられます。
上牧スカイガーデン
第一保育所に隣接する高台には、愛好家の皆さんが手作りしたレール総延長500メートルを超えるミニSL運動場があります。春から晩秋まで毎月開かれる運動会では葛城山麓を眺めながらささやかな旅気分が味わえ、子どもたちから高齢者まで大勢の方で賑わっています。
天然温泉「虹の湯」
文化センターの南の高台にある癒しスポット。湯治に適した泉質や施設の充実などで人気を呼び、町外からもたくさんの人が訪れています。ユニークな湯舟が揃っていて、家族連れの利用も多いです。レストランも併設され、一日中楽しむことができます。
滝川遊歩道
上牧町の自然や文化を巡る散策ルートが連なったサンシャイングリーンベルト。その中でも滝川遊歩道は野鳥や季節ごとの草木が観察できる、町民にとっても身近な散歩道です。川沿いには東屋やベンチもあり、休憩をとりながら散策できます。
上牧町の名所・文化
片岡城跡
南北に伸びた馬見丘陵の最北端、下牧集落の背後にあり、「城山」と呼ばれています。畑になっている部分が空堀跡で、同じ幅で南北に道のように遺構が残っています。その両側にあるやや高くなっている部分が曲輪跡です。
曲輪…役割や機能に応じて、城内に区画された場所。
空堀…曲輪を独立させるために掘られた水は入っていない堀のこと。
伊邪那岐神社
伊邪那岐命を主神に春日、八幡、住吉、稲荷の神を祀っています。もとは五社神社といい東田口にありましたが、疫病が流行したので、現在地に移したといわれています。また、足利時代末期に片岡国春がここに城を築き、その子春利が春日、八幡の両神を守護神として祀ったという伝承があります。境内には石灯籠が数多く立ち、中には寛文年号のものもあります。
春日神社
天児屋根命(春日)、品陀別命(八幡)、天照皇大神の三柱を祀る、三社権現。春日大明神を中央にし、春日神社と称しています。これは異式のため相殿の三扉とも左前になっており、これは他に例をみない珍しい建築物です。
浄安寺
上牧町南端の丘陵の上にあり、境内からは西方に葛下川、はるか二上、葛城、金剛の山々が見渡せます。本尊は木造阿弥陀如来坐像で両脇に木造観音・勢至両菩薩坐像を従えた阿弥陀三尊像。絵画などの所蔵品、桜など見どころも多いです。 境内には西国三十三カ所観音傍丘霊場があり、笹ゆりの姿を見ることができます。
上牧町の特産・名物
ブドウ
デラウェアが代表的。糖度が高く、ポリフェノールが多く含まれているのが特徴です。