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高取町特集

[奈良県]

高取町は、奈良県の中部に位置し、日本三大山城の一つに数えられる高取城跡や、国史跡の市尾墓山古墳、与楽古墳群を始めとする多くの古墳を有する歴史文化が色濃く残る自然豊かな町です。

高取町の名所・文化

土佐の街並み

高取藩2万5千石の城下町として栄えた高取町のメインストリート。当時は500軒もの商家が軒を連ねたといい、今も低い軒先や連子窓といった古い家並みの随所に、往時の繁栄ぶりを偲ぶことができます。両脇に水路が流れる町筋の石畳には、阪神淡路大震災の復旧工事で出た石が活用され、所々に埋め込まれた薬草タイルを見て歩くのも楽しいスポットです。

くすり資料館

夢創舘に併設。高取町が「薬の町」として発展してきた歴史をはじめ、薬に関わる道具や看板、置き薬などを展示しています。

植村家長屋門

旧高取藩の筆頭家老屋敷。1826年に建てられた門は近世武家屋敷表門の構えを残している貴重な建物で、県の指定文化財。「なまこ壁」の美しい模様が城下町の雰囲気を今に伝えています。

壷阪寺

西国三十三ヶ所観音霊場第六番札所として栄えてきた壷阪寺。高取山の麓に住んでいたお里が、この寺の十一面千手観音菩薩に願掛けをし、盲目の夫・沢市の目が見えるようになったという「壷坂霊験記」の舞台として有名です。現在も全国から多くの参拝者が訪れ、その8割以上が眼病平癒を祈願するといいます。

光雲寺

越智氏の菩提寺として1346年に建立された禅宗寺院。参道にある樹齢1000年近い杉の木は、古くから厄除けの杉として人々の信仰を集めてきました。

因光寺

大和清九郎の菩提寺であり、敷地内には「大和清九郎会館」があるほか、250回忌を記念した銅像や墓碑も拝観できます。清九郎の遺品や関係文書、図書などを公開する会館の見学は、事前に申し込みが必要です。

与楽カンジョ古墳

1辺36メートルの方墳で、横穴式石室の天井が極めて高いことが特徴です。明日香村の石舞台古墳(高さ4.8メートル)をも凌ぐ、5.27メートルという県最大の高さを誇り、与楽鑵子塚古墳、寺崎の白壁塚古墳と共に、与楽古墳群として平成25年に国史跡になりました。

市尾墓山古墳

全長70メートル、高さは10メートルに及ぶ、古墳時代の後期を代表する典型的な前方後円墳。奈良県立橿原考古学研究所が行った昭和53年の発掘調査では、後円部に横穴式石室が見つかり、凝灰岩製の巨大な家形石棺も確認されました。昭和56年に国史跡となり、現在は公園として整備されており、墳丘に登ることもできます。

市尾宮塚古墳

市尾墓山古墳と同じく、横穴式石室を備えた前方後円墳として国史跡になりました。菅原道真公を祀る天満神社の境内にあり、石棺の眠る玄室が見学できます。馬具や大刀の装飾品といった多数の副葬品が発見されており、斑鳩町の藤ノ木古墳と並ぶ豊富な遺物があったと考えられています。

高取町の業種別ガイド

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