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長い長い年月を経て育まれてきた、各地独特の歴史や風土など、あなたの知らなかった事がきっと分かるはず。
前田家住宅
前田家住宅
前田家住宅
立花町西円蔵寺に、前田家住宅があります。

前田家は、「櫛屋(くしや)」と呼ばれ、江戸時代初めの寛永年間(1624年〜1642年)ごろから、明治4年(1871年)の廃藩置県まで、代々伊万里郷の大庄屋をつとめてきた豪農です。

前田家住宅の敷地は南北に長く、約3100平方メートルと広大なものです。

主屋(おもや)は、18世紀後半に建てられた木造茅茸(かやぶき)平屋建で、佐賀県内に特有の「くどづくり」の屋根を組み合わせた構造をしています。主屋の面積は約290平方メートルで、県内でも最大級の民家建築です。この主屋は「くどづくり」の民家が最も発達したものといえます。

また、前田家は、藩内を巡視する藩主の宿舎にもなっていたため、主屋の内部には、床が一段高くつくられた八畳の上段の間が残されています。

そのほか、敷地内の東の蔵や西の蔵、北の蔵、薪小屋(たきぎごや)、水車小屋などの建物は、江戸時代の大規模民家の全体構成を知るうえで貴重なものです。

平成13年8月、国の登録有形文化財に登録されました。
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