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長い長い年月を経て育まれてきた、各地独特の歴史や風土など、あなたの知らなかった事がきっと分かるはず。
天岑寺(てんしんじ)
曹洞宗の寺院で、文禄3年(1594)に天海盛呑(てんかいせいどん)により開山されたといわれている。本尊は釈迦如来坐像。

明治3年(1870)12月に火災に遭い、ほとんどの施設が焼失したが、惣門(そうもん=総門)だけは離れた場所に建っていたため難を免れた。
それゆえ、創建当時の姿を伝える唯一の建物として、市の指定文化財に認定されている。
沖縄風の様式が漂う総ケヤキ造りのこの門は、表間口3.64m、奥行き3mの四脚門で、屋根は瓦葺き切妻(きりつま)。中央は一段高くなっており、そこに天に通じる門の意味を表す「通霄関」(つうしょうかん)の扁額が掲げられている。

また、惣門をくぐった左側には、緑泥片岩でできた天岑寺月待供養(つきまちくよう)の碑が立っている。月待とは、十三・十五・二十三夜など特定の月齢の夜に信者が集まり、月の出を待ってこれを拝む行事をいう。
場所/狭山市沢5-34 天岑寺
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