横瀬町特集
[埼玉県]
横瀬町は、埼玉県の西部、秩父地方の南東部にあって都心から70キロメートル圏内に位置しています。町域は東西8.2キロメートル、南北9キロメートル、総面積49.49平方キロメートルで、東は飯能市、西北部は秩父市に隣接しています。
横瀬町のいいトコ!!
横瀬町で憩い・楽しむ
寺坂棚田
都心から近い原風景
県内最大級の棚田で、全体面積が約5.2ヘクタール、うち田んぼは約4ヘクタール。初夏の田植えから、初秋には黄金の稲穂、朱色の彼岸花など、里山の風景が四季を通して楽しめます。
あしがくぼの氷柱
幻想的な氷の世界へ
山の傾斜を利用して沢水を蒔き、壮大で美しい「あしがくぼの氷柱」は、秩父路三大氷柱のひとつです。毎年1月上旬~2月下旬、兵ノ沢(ひょうのさわ)地域に地元の人たちに手により造りだされる幅125メートル以上もの大きな氷柱をいろいろな角度でご覧いただけます。
武甲山
秩父のシンボル
標高1304メートル。登山コースは初・中級向け。
山頂からの眺めは、絶景。 武甲山山開きは、毎年5月1日。可憐なカタクリなどの山野草も登山道脇に見られます。
横瀬町の名所・文化
札所六番 向陽山 卜雲寺
別名荻野堂とも呼ばれ、本尊の聖観音はかつて武甲山頂にあったと伝えられています。この寺には、清凉寺式釈迦像、縁起絵巻、山姥の歯など珍しいものも奉納されています。武甲山を正面に見ることができ、眺望もよいです。
所在地 | 横瀬町大字横瀬1430番地 |
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札所八番 清泰山 西善寺
文 本尊は阿弥陀三尊佛(本堂上間に安置)ですが、明治時代の廃仏毀釈によりお堂(根岸堂)が破壊されたため現在は十一面観音坐像を本
堂正門に安置しています。いずれも惠心僧都作と伝えられています。
所在地 | 横瀬町大字横瀬598番地 |
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横瀬の人形芝居
県指定無形民俗文化財
安政年間(1854~60)に秩父を訪れた、江戸の説経節の3代目薩摩若太夫によって伝えられました。5月中旬の日曜日と、10月の最終日曜日に行われる「よこぜまつり」で公演しています。
芦ヶ久保の獅子舞
県指定無形民俗文化財
竜源寺に住職として移り住んだ、越後国魚沼郡妻有十日町来迎寺の生阿蓮心比丘(宝暦2年<1752>寂)という僧侶が、村越五左衛門の協力によって村の若者に伝えたといわれています。
横瀬町の特産・名物
そば
「横瀬そばの会」では、町内の遊休農地を借りてそばを栽培し、町のイベントなどで風味豊かなそばを振る舞っています。
秋には山里を白く染める、可憐なそばの花が楽しめます。
また、町内のお店では、おいしいそばを食べるだけでなく、
そば打ち体験ができるところもあります。
お茶・紅茶
横瀬のお茶栽培の歴史は古く、江戸時代から在来種のお茶が栽培されていました。昭和37年に横瀬町茶業組合が設立され、現在も「やぶきた」や「さやまかおり」などの品種を栽培しています。平成22年からは2番茶を利用した紅茶の製造に取り組み、この紅茶を使ったソフトクリームは、道の駅「果樹公園あしがくぼ」での名物となっています。