益田市特集
[島根県]
昭和27年に市制施行。
平成16年に益田市、美都町、匹見町が合併し、現在の益田市となりました。
益田市のいいトコ!!
益田市で憩い・楽しむ
三里ヶ浜海岸
三里ヶ浜海岸は益田市東部の遠田海岸から小浜海岸までの13キロメートルに及ぶ弧状海岸で、高津川と益田川が運ぶ流砂が季節風で打ち寄せられた美しい砂丘海岸です。波が穏やかで海水浴に適している湾もあれば、白く泡立つ波が次々と押し寄せて国道191号屈指の景観を作り上げている持石海岸や、サーファーの集まる大塚海岸もあります。また、日本海に沈む夕日は絶景で、海に沈む夕日を背景に「観音岩」に向かってカメラを向ける人の姿がよく見られます。
島根県立万葉公園
現存する最古の歌集『万葉集』に詠まれている歌の約1割が、8世紀初頭に石見地方に住んでいたとされる歌聖柿本人麿の作品であるといわれています。このことから、万葉集ならびに柿本人麿は石見地方における古代文化の象徴とされてきました。
園内の人麻呂展望広場には、人麿が旅の途中や石見で詠んだ歌や地域にゆかりのある歌の中から35首を歌碑として配置しています。広場からは雄大な日本海や万葉集に詠われた山々を臨むことができます。園内全域にわたって、人麿の詠んだ詩歌など多くの万葉の歌が展示してあり、人麿が生涯のひとときを過ごした、石見地方の万葉文化に触れることができます。
また、園内では万葉まつりや万葉短歌大会などのイベントが行われるなど、この万葉公園を通じて、万葉の歴史や文化の継承が今も絶えることなく続けられています。
所在地 | 高津町イ2402番地1 |
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電話番号 | 0856-22-2133 |
匹見峡温泉 やすらぎの湯
裏匹見峡から流れる匹見川沿いに湧く温泉です。中庭の緑や四季の草花を眺めながら入浴できる岩風呂、檜風呂、サウナ、露天風呂などがそろっています。神経痛、筋肉痛、五十肩、慢性消化器病、疲労回復などに効能があります。
所在地 | 匹見町匹見イ713番地 |
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電話番号 | 0856-56-1126 |
益田市の名所・文化
染羽天石勝神社本殿(そめはあめのいわかつじんじゃほんでん)
社伝によると神亀2(725)年に創建され、承平元(931)年には別当寺勝達寺を建立し、中世には滝蔵権現と称して、益田氏の庇護を受けて発展しました。しかし、明治の廃仏毀釈に伴い勝達寺は廃絶し、権現は社名を染羽天石勝神社に改めました。
棟札の写しによると、益田元祥が大檀那、父藤兼が後見になって天正11(1583)年に本殿が、同14年に拝殿が再建されました。
所在地 | 染羽町1番60号 |
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電話番号 | 0856-22-3619 |
七尾城跡
七尾城は益田氏の居城で、頂上の本丸跡は標高118メートル、益田平野と日本
海を一望することができます。築城された時期は諸説ありますが、文献上に現れるのは南北朝時代からで、南朝方の三隅氏らが「北尾崎木戸」を急襲したことが記録に残っています。この時点では、西尾根の先端部分を中心とした小規模なものであったと考えられます。戦国時代の末、19代藤兼は自身の隠居所として、七尾城を整備し、全山の要塞化が進んだと推測されています。
現在、七尾城の大手門は医光寺前に移築されています。
所在地 | 七尾町 |
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萬福寺
益田氏の菩提寺の一つで、鎌倉時代の様式を残す本堂は国の重要文化財に指定されています。萬福寺は、11代兼見が1374年に創建しました。もともと安福寺と称し、益田五福寺の一つで現在の中須町にあったといい、津波で流されたものを再建したと伝わります。この寺の雪舟庭園は仏教の世界観須弥山(しゅみせん)を表すとされ、正面の心字池の向こうになだらかな築山と石組群が見え、明るく穏やかな印象を与えます。
文化財が多く、所蔵の「二河白道図」は国の重要文化財に指定されてい
ます。
所在地 | 東町25番33号 |
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電話番号 | 0856-22-0302 |
益田市の特産・名物
メロン
益田市の特産品の代表的な存在で、6月には糖度14度以上の甘いアムスメロン、7月と10月には薫り高く美しい網目のアールスメロンが出荷されます。
西条柿
大黒様の打出の小槌によく似た特徴的な形をしています。柿の中でもとびっきりの甘さで、その肉質はとても上品で緻密です。
はまぐり
清流高津川と日本海が交わる海域に多く生息します。