市貝町で憩い・楽しむ
美しい自然を守り、楽しむまち
市貝町は「サシバの里」づくりに取り組んでいます。また、色とりどりの花があふれる公園があります。
サシバのふるさと いちかい
「サシバ」をご存じですか?
サシバとは鋭い爪とくちばしを持つタカの仲間です。あまり知られていませんが、市貝町の北部地域は世界有数のサシバの繁殖地帯と言われています。
栃木県東部に位置する市貝町は、サシバが好むカエルやヘビ、昆虫など多様で豊富な餌資源を保つ自然豊かな里山がたくさんあります。サシバが住む環境を守ることは、わたしたちが住むふるさとの豊かな自然環境を子どもたちの代に引き継ぐことでもあります。市貝町は「サシバの里」づくりに取り組み、市貝町の美しい自然を守っていきます。
Q1:サシバってどんな鳥?
タカ目科に属する猛禽(もうきん)類の渡り鳥で、3月下旬ごろ東南アジアから日本列島に飛来します。カラスほどの大きさで、時速20キロメートル~40キロメートルで一日12時間飛行し、早いもので400~500キロメートル飛ぶと言われます。軽トラ並ですね。
Q2:サシバは何を食べるの?
オオタカと同じ猛禽類ですから肉食系です。バッタやトンボ、それからカエル、ヘビなどを食べます。村上観音山付近に住むサシバの「ピー子」は、ヘビが大好物で、よく長いヒモのようなヘビを子どもに運んでいるようです。
Q3:なぜ市貝町に来るの?
サシバは耕作放棄地が大嫌い。まるで農業委員会のようですが、サシバはきれいに整えられた水田と、そこからゆっくりと上がっていく傾斜地が大好きです。しかも草刈りがしてある谷津田がお好みです。水田から林に向かって、草の生えていない傾斜地を移動するヘビやカエルを狙います。
公園
芝ざくら公園
植栽面積が本州最大級。一面に広がる色とりどりの花。
平成18年にオープンした「市貝町芝ざくら公園」。大勢のボランティアによって苗が植えられた手づくりの公園です。植栽面積2.4ヘクタール、本州最大級の芝ざくら公園は、毎年4月中旬から5月上旬に見頃を迎えます。そして展望台からは360度のパノラマ。八溝の山々の風景や芳那の水晶湖が見渡せます。
イベント・体験
芝ざくら公園では、春の芝ざくら祭りのほか、夏は大流しソーメン大会、秋には収穫祭など、季節ごとのイベントを催しています。また、そばオーナーになれば、そばやサツマイモの収穫、そば打ちなども体験できます。
所在地 | 市貝町見上614-1 |
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電話番号 | 0285-68-1118(企画振興課) |
アクセス | 県道64号線市貝町塩田地内に入口案内看板あり。北関東道「上三川IC」から車で40分、東北道「宇都宮IC」から60分 |