市貝町の名所・文化
町の歴史を物語る文化財たち
市貝町の、国指定文化財、県指定文化財、町指定文化財をご紹介します。
国指定文化財
入野家住宅
入野家はもと武士の出で、江戸時代初期から代々名主をつとめた家柄で、主屋は所蔵文書等から、天保7年から同12年までの5年を費やし、飢饉に当たって村民救済事業として建設されたことが明らかになっております。それ以来大きな改造の手も加えられず、往時の姿がよく保存されています。主屋と入母造りの長屋門は国の重要文化財となっています。
所在地 | 市貝町大字赤羽2877番地 |
---|---|
電話番号 | 0285-68-4380 |
アクセス | 「宇都宮駅」から東野バス「益子行き」で60分、「赤羽」下車から徒歩で10分 |
関連サイト | 栃木県市貝町 市貝町の文化財 |
県指定史跡・県指定文化財
村上城跡
築城時期は不明。平氏の武将平宗清の居館で那須氏と協力関係にあり、平家の勢力下にありました。頂上部に土塁や濠などの城の遺溝があり、益子氏の一族である村上新助藤良によって、現在の遺溝にみられるような堅固な城が築かれました。県指定史跡。
所在地 | 市貝町大字市塙字観音山 |
---|---|
アクセス | 真岡鉄道「市塙駅」下車徒歩40分 |
木造千手観音立像
平安中期の作といわれるこの千手観音は、像高172センチメートル、肩幅43センチメートルの桧材一木造り。優しさに満ちあふれた穏やかな表情は、見る人に深い感動を与えます。県指定文化財。
所在地 | 市貝町市塙 |
---|---|
アクセス | JRバス「茂木」行「地蔵橋」下車徒歩50分、真岡鉄道「市塙駅」下車徒歩70分、観音山梅の里の隣接地 |
関連サイト | 栃木県市貝町 市貝町の文化財 |
町指定文化財
永徳寺千手観音堂
創建は古く、数回にわたって修復が行われ、現在の堂宇は、領主千本大和守藤原義貞によって造営され、正面欄間の竜の彫刻など部分によっては古さと迫力に富んだ作品となっています。
所在地 | 市貝町市塙 |
---|---|
アクセス | JRバス「茂木」行「地蔵橋」下車徒歩50分、真岡鉄道「市塙駅」下車徒歩70分、観音山梅の里の隣接地 |
関連サイト | 栃木県市貝町 市貝町の文化財 |
上根観音堂
唐様の三間四方の仏堂で、堂に施されている十二支や七福神の彫刻は立派なものです。日光の建造物に見られるような華麗さがあり、建立は江戸時代と推定されています。
所在地 | 市貝町大字上根529先 |
---|---|
関連サイト | 栃木県市貝町 市貝町の文化財 |
熊野神社
熊野神社は、長歴2年(1038年)紀貫之5代目の子孫、市花十郎直正の手により建立されたもので、当時は古宿の地にありました。宝永4年(1707年)に社殿が再建された後、明治30年、日枝神社隣の現在地に遷座されました。
所在地 | 市貝町市塙2198-1 |
---|---|
関連サイト | 栃木県市貝町 市貝町の文化財 |