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藍住町特集

[徳島県]

徳島県の中央を流れる吉野川の下流北岸に位置する藍住町は、旧吉野川と吉野川に囲まれたデルタ地帯で、板野郡のほぼ中央にあります。いわば、たゆまぬ吉野川の沖積によってできた平坦な土地で、海抜はわずか5.17メートル。山がまったくない珍しい町です。
北緯34度7分、東経134度29分。南は徳島市、北は鳴門市、西は板野町、東は北島町と隣接しています。四方は約4キロメートルで面積は16.27平方キロメートル。かつては藍の栽培が隆盛を極め、全国的に広まりましたが、近年では肥沃な地味と温暖多湿で水利の便に恵まれた条件を生かし、全国有数の春ニンジンの産地となっています。

藍住町のいいトコ!!

藍住町で憩い・楽しむ

藍住町バラ園

園内には、大輪、中輪、つるバラ、ミニバラなど、花色も代表的な赤系、ピンク系から複色・覆色、彩り系まであり、1株1株異なった魅力を持ちながめていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。バラの見ごろには、毎年バラまつりやフォトコンテストを開催し、バラ苗等の販売をしています。

所在地 藍住町矢上字原263-88(藍住町役場から北へ300メートル)

東中富親水公園

平成6年に「手づくり郷土賞」を受賞しています。この公園は浄化引水ポンプ設備を備えており、人工の滝を見ることができます。

東中富桜づつみ公園

旧吉野川に面した風光明美な公園です。公園内には石造りの水路や滝のほか、わんぱく広場や多目的広場が整備されています。

藍住町の名所・文化

勝瑞城館跡

藍住町勝瑞には、戦国時代に阿波を支配した三好氏の館跡であると考えられている大規模な遺跡があります。大きな濠や庭園跡、礎石建物跡の発見、そして、大量の遺物の出土。その中には稀少な陶磁器などが含まれていたことから、戦国時代に阿波の実権を握っていた三好氏の城館跡であるとして平成13年1月29日、国史跡に指定されました。

住吉神社

当社は住吉四社神社といって、神功皇后・素盞鳴命・中筒男命・底筒男命の四柱を祭神とし、本殿は板葺の四棟のものが並んでいるという珍しい構造になっています。山田家文書によれば、源平合戦のとき源義経が戦勝祈願をしたことが記されています。また、戦国大名三好実休が幼少の時神職を勤めたことがある由緒ある神社です。

正法寺

徳島藩初代藩主蜂須賀至鎮の正室於虎の方(法名敬台院)によって日行を中興開山として法華宗に改められました。
本堂は、寺文書によると安政2年(1855)に建てられたもので、江戸時代末期の方丈型本堂の標準作品として良質なものです。極彩色で飾った内陣の仏間付近の柱や虹梁は注目に値します。

藍住町の特産・名物

藍染製品

藍という色は日本人にとってもっとも普遍的な色で、歴史的にも愛されてきた色です。しかも天然藍で染めたものは、変色や色落ちせず、皮膚を保護してくれる薬効もあるので、藍に対する人気は、いま、日増しに高まっています。藍住町は江戸時代中期から良質の藍を諸国に供給してきた歴史があります。葉藍を加工して“すくも”という染料がつくられ、そのすくもを用いてすぐれた藍染めに挑戦する方たちが活躍しています。

洋ニンジン

藍住町は春先に収穫する洋ニンジンの生産地です。すぐれた味覚と色合いをもつ洋ニンジンとして、市場で高い人気を得ています。かつては藍を主産としていましたが、藍の衰退とともに阿波沢庵、シロウリの生産を経て洋ニンジンが栽培されるようになりましたが、そこには藍作で培ってきた歴史と伝統があることを思い知らされます。洋ニンジンの栽培にも伝統のノウハウが生きています。

レンコン

徳島県内において、鳴門市や板野郡を中心に一年を通して育てられています。近年の収穫量は減少していますが、吉野川から得られる大地の恵みと沖積層という自然条件に恵まれ、味の良いレンコンが栽培されています。

藍住町の業種別ガイド

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藍住町 わが街事典

『わが街事典』は行政と民間による協働事業によって発行される暮らしのガイドブックです。行政情報や地域情報が豊富な便利な冊子です。

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