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長い長い年月を経て育まれてきた、各地独特の歴史や風土など、あなたの知らなかった事がきっと分かるはず。
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| 二上り(にあがり)音頭とまわり踊り |
毎年、8月23日に、中喜来の呑海寺(どんかいじ)で、仏様を供養する「地蔵盆」の行事(通称「二十三夜」といいます)が行われます。 「二上り音頭」と「まわり踊り」は、この地蔵盆のメインイベントで、寺の前庭に設けられた櫓(やぐら)の上に、伴奏をする三味線と音頭を出す太夫がおり、踊り手たちはこの櫓の周りを回って踊りに興じます。 「二上り音頭」の「二上り」とは、三味線の二の糸を半音上げて演奏する意味で、江戸時代に阿波で盛んであった浄瑠璃(義太夫)と、伊勢から伝来した「伊勢音頭」が融合して成立した民謡です。ですから「二上り音頭」では歌詞に浄瑠璃のセリフがそのまま用いられ、伴奏に太棹(ふとざお)三味線が使われます。歌詞に浄瑠璃のセリフを用いる民謡は「浄瑠璃くずし」と呼ばれ、全国各地に伝承されていますが、伴奏に太棹三味線を使う民謡は「二上り音頭」だけで、全国的にも珍しい芸能なのです。
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