文京区特集
[東京都]
文京区は、昭和22年3月15日、東京都の区部が22区(後に23区)に改編されたときに、旧小石川区と旧本郷区の二つの区が合併して誕生しました。
文京区のいいトコ!!
文京区で憩い・楽しむ
鼠坂
短編小説『鼠坂』の舞台となった坂。鼠しか通れない細長い急な坂が由来といわれています。
所在地 | 音羽1丁目10と13の間 |
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無縁坂
小説『雁』の主人公の散歩道として親しまれています。由来はその昔、坂上に無縁寺があったためといわれています。
所在地 | 湯島4丁目と旧岩崎家住宅との間 |
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団子坂
小説『三四郎』に出てきたことでも知られる坂。この坂上には漱石をはじめ、森鷗外などが居住していました。
所在地 | 千駄木2丁目と3丁目の間 |
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文京区の名所・文化
根津神社
鷗外が明治39年に奉納した石があり、日露戦争戦利砲弾を飾るための台座でしたが、現在は水飲み場として利用されています。根津神社は、小説『青年』にも登場し、春に開催される「文京つつじまつり」では、約100種3,000株のつつじが見事に咲き誇ります。
所在地 | 根津1-28-9 |
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電話番号 | 03-3822-0753 |
森鷗外記念館
鷗外が30年間を過ごし終焉を迎えた家。東京湾を臨めたといわれることから「観潮楼」と名づけられました。当時、歌会を開催した際には石川木らも来会したといい、平成24年、その跡地に記念館が開館。原稿や書簡、遺品などを展示しています。
所在地 | 千駄木1-23-4 |
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電話番号 | 03-3824-5511 |
法眞寺
明治9年に法眞寺の隣に居を移し、4歳から5年間暮らしていました。この頃は家族全員が揃っており、経済的にも恵まれた時でした。当時の情景を小説『ゆく雲』の中で書いています。境内には一葉の像を見ることができます。
所在地 | 本郷5-27-11 |
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電話番号 | 03‐3813‐8241 |
夏目漱石旧居跡(猫の家)
留学先のイギリスから帰国後、3年10か月住んだ旧居跡。『吾輩は猫である』の作品の舞台となったため、“猫の家”と呼ばれるように。碑の後ろには猫の像が確認できます。ほかにもこの地で『草枕』『坊っちゃん』などを発表しました。
所在地 | 向丘2-20-7 日本医科大学同窓会館 |
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電話番号 | 03-5803-1174(観光担当) |
傳通院
徳川家康が生母を葬り、後に堂宇を建立し傳通院となりました。漱石は、東京師範学校の講師となった際、傳通院のそばの法蔵院山内に下宿していました。
所在地 | 小石川3-14-6 |
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電話番号 | 03-3814-3701 |
石川啄木終焉の地歌碑・顕彰室
終焉の地の隣接地に設置。歌碑には啄木最後の歌が刻まれています。また、顕彰室では、啄木の足跡を写真やパネルで紹介しているほか、歌碑の直筆原稿の複製や啄木が送った手紙に関する展示等も行っています。
所在地 | 小石川5-11-8 |
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電話番号 | 03-5803-1174(観光担当) |