山形市特集
[山形県]
山形は古くは最上(もがみ)と呼ばれ、平安時代の中期頃、すでに出羽路(でわじ)の主要な宿駅のひとつでした。山形がこの地方の政治や文化の中心に発展したのは、南北朝時代以降のことで、延文元(1356)年、羽州探題として奥州大崎より入部した斯波兼頼(しば かねより)がこの地に城を築き、神社仏閣を修復整備し、城下町を整えて発展の礎石をおきました。
山形市のいいトコ!!
山形市で憩い・楽しむ
もみじ公園(モミジコウエン)
真言宗宝幢寺(ホウドウジ)の庭園を、寛文頃(1665年前後)に、山形城の本丸庭園の余石と吉野の紅葉を用いて造りました。「清風荘」「宝紅庵」(茶室)が併設されています。
| 所在地 | 東原町2-16-7 |
|---|---|
| 電話番号 | 023-641-1212(公園緑地課) |

野草園(ヤソウエン)
野草、樹木合わせて約1,200種類のさまざまな植物が植えられています。5月になると世界で野草園にしかないミヤマカスミザクラを見ることができます。
| 所在地 | 大字神尾832-3 |
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| 電話番号 | 023-634-4120 |

馬見ケ崎プールジャバ(マミガサキプールジャバ)
一年を通じて利用できる運動施設。屋外、屋内プールはスライダーなどがあり、多くの人でにぎわいます。
| 所在地 | 小白川町字川原1237 |
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| 電話番号 | 023-633-8989 |

山形市の名所・文化
山形県郷土館「文翔館」(ヤマガタケンキョウドカンブンショウカン)
大正5(1916)年に県庁舎・県会議事堂として建てられました。大正時代の佇まいを残す、格調高く堂々としたレンガ造り石張りの洋風建築が人々を魅了します。現在は県郷土館として一般公開されています。
| 所在地 | 旅篭町3-4-51 |
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| 電話番号 | 023-635-5500 |

元木の石鳥居(モトキノイシトリイ)
平安時代のものとされている国内最古級の鳥居です。蔵王成沢にも、ほぼ同年代に建立された石鳥居「八幡神社鳥居」があります。
| 所在地 | 鳥居ケ丘9 |
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山寺(宝珠山 立石寺(ホウジュサンリッシャクジ))
慈覚大師円仁(ジカクダイシエンニン)が平安時代に建立したと伝わる天台宗の寺です。全山を構成する凝灰角礫岩(ギョウカイカクレキガン)は永年の水蝕と風蝕によって奇岩怪石を残し、四季折々の景観が楽しめます。
本堂には、比叡山延暦寺から分火された「不滅の法灯」が1000年以上も絶えることなく燃え続けています。
元禄2(1689)年、松尾芭蕉も訪れて、『閑さや岩にしみ入る蝉の声』の名句を『おくのほそ道』に残しました。
| 所在地 | 山寺4456-1 |
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山形市の特産・名物
山形セルリー
山形市は、東北随一のセルリー(セロリ)の産地です。山形セルリーの食感はシャキシャキとしてみずみずしく、えぐみや苦みが少なく柔らかい風味が特徴です。

山形鋳物(ヤマガタイモノ)
約1000年の歴史があり、全国でいち早く国の伝統的工芸品に指定されました。鉄器の重厚感はそのままに、薄く繊細な肌合いの両立を実現している点が特徴です。鋳物の技術を利用した機械部品鋳物も盛んに作られています。

山形仏壇(ヤマガタブツダン)
天然素材である木や漆の温もりと堅牢な作りが特徴の山形仏壇。重厚な金箔の輝きと、落ち着きのある「黒金具」が独自の意匠とされています。








