CityDO!
CityDO!は地域情報満載のオンライン・コミュニティです!!

CityDO!お酒特集
ビールがうまい!の裏側に迫る

なるほど日本酒、やっぱり日本酒

今日からあなたもワインデビュー

鉄人のBAR
>>お酒特集TOP
おすすめコンテンツ
■CityDO!地域情報


●DO!プレゼント

クリスマス特集
銘菓特集
温泉特集
アウトドア特集
味覚狩り特集
大阪たこ焼き特集
レジャーパーク特集
沖縄特集
そうめん特集
鉄人のBAR
日本生まれのカクテル。その名の通り北国の山形県の方が考案されたもの。 井山計一氏 作。
【雪国】yukiguni
材料
雪国

撮影協力:GROVE cafe(グローブカフェ)
ウオッカ  … 3/5
ホワイト・キュラソー
(コアントロー)
 … 1/5
ドライベルモット  … 1/5
ライムジュース  … 2tsp
砂糖
ミントチェリー

レシピ
カクテルというのは色々な所でアレンジされるので、このレシピが当時の受賞作と同じものとは限りませんのでご了承下さい。

1. レモンで濡らしたグラスのふちに砂糖をつけてシュガー・リム(塩をつけるとスノースタイル)にしておく。

2. 氷を詰めたシェイカーに、よく冷やしたウオッカ、ホワイト・キュラソー、ライムジュースを注いで、アイスフレークが出るくらいにシェイクする。

小説『雪国』の作者、川端康成氏がノーベル文学賞を受賞したのと同時期に発表されたカクテル。
カウンターに片肘ついて
10年ひと昔と言うが、俺の場合は故郷を出て、はや20年近くが経っている、ならば「ふたむかし」と言う事になるか……

そんな事を考えながらビールを飲むカウンターで、「今年は帰らないのかい?」と尋ねるマスターも俺と同郷だという事をつい最近知った。だが上京して来たのはこっちが古いらしい。

「帰ったところで、いい歳になって嫁ももらわないで…って毎度のことに言われるし、幸い両親とも健康だからね」
人並みに恋愛も経験しては来た、しかし未だ独り身である。

「たまには雪も恋しいんだけどね、弟が今年も孫を連れて帰って、親孝行するみたいだし」

その弟とは去年、故郷で一緒になった時に吸っていたタバコを咎められ、それ以来、なぜかタバコをやめていた。

「小さな子供には百害どころか千も万も害だ」と、更に「兄貴もやめないと子供が出来た時に辛いぜ」と言われて、独身の俺が何故かその言葉どおり禁煙を実行し続けていた。

「じゃあ、気分だけでも帰るか、俺だってもう方言すら忘れちまったな」と、マスターがシェーカーを振る。

3つのカクテルグラスに注がれる白い液体。そのうちの一つを差し出し「これが雪国」と、一つは自分に、そしてあとの一つを俺の横に置いた。

「8時だ、そろそろ来るんだろ?」とマスターは時計を見上げて言った。

駅から歩いて5分、いつもの電車ならマスターの言う通りだ。
はたして現れた10歳年下の恋人が、グラスの置かれた席を見て戸惑っている。
「マスターからだよ」そう言うと彼女はスツールを引いて腰掛けた。

「何て言うお酒なの?」
三人でグラスを持ち上げてから、「雪国っていうカクテルなんだ、俺とマスターの故郷だよ」

「帰省ラッシュが落ち着いてから、二人で帰ったらどうだ? まず今夜はこれで乾杯して、すごい雪だからな向こうは」

マスターの言葉に、浮かべた笑みが愛想笑いとは違う彼女の表情を見て、自分の心の変化を楽しんだ。

二人で真っ白な駅に降り立った光景を想像する事が出来た。

written by Ipaken
DO!テレパル50 [企業・病院・学校・店舗情報] | DO!Present [プレゼントに応募!] | DO!Park [特集コンテンツ]
CityDO!総合TOP | サイトマップ
>>利用規約 >>プライバシー >>運営・株式会社サイネックス