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■ご当地あらかると

大矢知(おおやち)は、伊勢の国(三重県)北部、東海道の『桑名宿』と『四日市宿』の間に立地しています。この地は、鈴鹿山系からの清流が伊勢平野に流れ、普段は温暖な気候ですが、冬には「鈴鹿おろし」と呼ばれる冷たい風が吹きます。気候に恵まれたこの地では、古来より先進農業技術が普及し、豊かな農業地帯として栄えてきました。
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■麺の由来・歴史

古くから小麦の生産が盛んだったこの地、農家の副業として江戸時代に始まったそうめんづくりは、恵まれた立地条件のもと、名産の称号を得るまでになりました。
明治の初めに兵庫県の灘そうめんの近代的な生産方法が伝わると、北には一大消費地である名古屋を、南には伊勢神宮という観光地を抱えたこの地の商業的な魅力も手伝って、生産量は上昇し、中部地方の消費者には最も馴染みあるそうめんとなったのです。
■これがその麺だ!

昭和30年頃、当時の『三重の糸大矢知手延素麺組合』組合長人見氏により、全国に先がけて『手延べひやむぎ』が考案されました。これが非常に好評を博し、冷麦の生産量が増え、今ではそうめんより冷麦の製造比率が高いという他産地にない特色があります。何よりも手延べにこだわるならば、冷麦は全国一の大矢知に敵うものはないでしょう。当然、そうめんの味も冷麦に負けず劣らずよいものです。
>>画像提供:平和麺業 株式会社
■そうめんを食べよう!

うどんは生麺で食べることもありますが、そうめんも冷麦も乾麺。製造方法も調理方法も若干違いますが、見た目には太さ数mmと長さの数cmの差しかありません。大矢知の手延べ冷麦、手延べそうめん、ともに名高い商品でありながら、きしめんをこよなく愛する麺好きの中部地方でその殆どが消費され、他地域に流通することはまだ少ないそうです。が、麺マニアたる者(?)たじろいではイケマセン。快く取材に協力してくださった平和麺業様ではホームページで通信販売が行われています!
>>画像提供:平和麺業 株式会社
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