そうめん特集 そうめん特集 >> 幻のそうめん >> 三春索麺 
幻のそうめん

三春索麺(福島県)
■ご当地あらかると

福島県三春町所在地
東北地方の交通の要衝、福島県郡山市のスグ東にある田村郡三春町。
春は梅・桃・桜が一時に開花、咲き誇る三つの春を地名の由来とします。
全国にその名を知られる「滝桜」は樹齢1000年とも言われる巨木です。
年賀切手の民芸品シリーズのトップバッターを飾ったこともある三春駒は、郷土玩具の横綱と呼ばれる名品。
戦国時代から城下町として発展し、江戸期には三春藩の中心地となった三春町は、将軍家に献上される特産物の産地でもあります。

■麺の由来・歴史

三春でそうめんが作られ始めた時期は正確には分かっておりません。
記録に最初に現れるのは、江戸時代6代将軍家宣の頃に記された当代の百科事典『和漢三才図会』(正徳2年・1713年)で、三春索麺を「奥州三春より出つるは細長にして美なり」と紹介しています。
その後、藩の手厚い保護もあり、三春索麺は三輪・輪島・龍野の揖保乃糸などと並ぶ幕府献上品のそうめんとして、全国的にその名を知られました。


■そうめんが消えた!

三春索麺
江戸時代のそうめんの生産は、多くを農家の副業に頼ってきました。
そのため、明治維新とともに殖産興業の政策が地方に押し寄せると、生産の担い手であった農家の暮らしも大きく変わり、多くの名産そうめんが姿を消していくこととなるのです。
また、廃藩置県によって中央集権型の地方行政が行なわれたため、地方独自の「名産品」を生産するメリットが、江戸時代ほどなくなったのも一因でしょう。
職人たちはいなくいなり、小麦畑は次々と桑畑などに姿を変え、ついに明治30年の『帝国物産地誌』の素麺の産地の記事から、三春の名が消えてしまうのです。残されたのは江戸期の文献がわずかという有様。作る人がいなくなった三春索麺は、こうして【幻のそうめん】となってしまったのです。

>>画像提供:(株)あぐりかる


■そうめん復活!

三春索麺商品
 昭和50年代末、地域経済の活性化のために「一村一品運動」が盛んに喧伝されていたのを、皆さんは覚えていらっしゃるでしょうか。
 福島在住のある麺匠が、郷土の幻の麺の復活に尽力したのは丁度その頃です。
腕の確かな麺匠が古文書を紐解き、苦心を重ねて復活させた三春そうめんは、なんと全国でも珍しい平麺。歯ごたえ豊かな三春のそうめんは、郷土料理として親しまれるようになりました。
再デビューから約30年の月日を経て、インターネットの時代へ。郷土の伝統を再び消すことのないように、との関係者の思いが全国に伝わったのか、今や 通信販売 を通じ、麺通を唸らせる逸品として、その名が広まりつつあります。
幻のそうめんの華麗なる復活劇です。

>>画像提供:(株)あぐりかる


(株)あぐりかる
本社 福島県田村郡三春町大字熊耳字大柳12
TEL 0247-62-4118 FAX 0247-62-4108
URL http://miharu.ne.jp/
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