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伝統のそうめん

★三輪山
井寺池から見た三輪山
標高467m、日本最古の神社と言われる大神神社の御神体です。山自体が御神体であるため、大神神社には本殿がありません。参拝者は拝殿からこの山に向かって手を合わせます。
祭神は大物主命(おおものぬしのみこと)で、境内にはたくさんの末社があり、三輪そうめんの由来にも登場する各種産業創始の神様や、古代豪族の氏神様、古からの学問の神様・久延彦神社など多彩です。
御神体である三輪山全域は昔から禁足地であり、大神神社の信者か神職の方以外は入山できない、神秘の山でもあります。三輪は蛇の神様でもあるので、山中にはたくさんの白蛇が神様に仕えている、とも言い伝えられています。

●所在地/奈良県桜井市三輪
●アクセス/JR桜井線三輪駅徒歩10分

★箸墓
箸墓遠景
築造年代が三世紀後半であり、日本最古級の大型前方後円墳であります。第10代崇神天皇の叔母にあたる、倭迹々日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)の墓で、古くから邪馬台国の女王卑弥呼の墓ではないか、と言われています。
近年、この説を否定する遺物も見つかってはいますが、今なお真相は藪の中、依然、邪馬台国ファンの眼は熱くこの古墳に注がれています。
墓全体が宮内庁の陵墓参考地に指定されているため、特別に許可がおりない限り、古墳に立ち入ることはできません。また、詳細な発掘調査も行われておらず、邪馬台国や日本の古代国家にの成立過程を探る重要な遺跡として、学術調査のメスが入ることが期待されています

●所在地/奈良県桜井市箸中
●アクセス/JR桜井線巻向駅下車徒歩10分

★ホケノ山古墳
ホケノ山古墳後円部
今年3月に第4次の発掘調査が行なわれた、3世紀半ばの前方後円墳。今回の調査では、「石囲い木槨《モッカク》」という我が国初の特殊な埋葬施設が見つかりました。
また中国製とみられる画文帯神獣鏡も見つかり、貴重な発見に新聞にも大々的に取り上げられました。
付近は邪馬台国の有力候補地、纏向(まきむく)遺跡の近くでもあり、また、歩いて10分ほどのところに箸墓があることから、邪馬台国ゆかりの墓ではないかと、全国から古代史ファンが見学に訪れています。
現在も発掘調査は継続されていて、さらなる発見と調査が待たれるところです。

●所在地/奈良県桜井市箸中
●アクセス/JR桜井線巻向駅下車徒歩15分

★井寺池
井寺池から箸墓を臨む夕景
地元の人間しか知らない夕景スポット。きちんとハイキングコースとして指定されていますが、急な坂が嫌われているのか、あまり訪れる人を見かけません。箸墓を始め、大和盆地の古墳が一望でき、南西方角には大和三山も一望できる、隠れたスポットです。
池自体は地元の人間以外にとっては何の変哲もない池ですが、池の東には三輪山をのぞみ、朝日に照らされた神の山を拝むことができます。池から真西の方角には、晴れた日ならば二上山が見え、夕方には大和盆地を朱色に染めて行く素晴らしい夕陽の姿が見えます。

付近は古くからの村落と田畑のため道が細く、車での観光には不向きですが、山の辺の道から箸墓に下るルート上にあるので、一度立ち寄ってみては。

●所在地/奈良県桜井市箸中
●アクセス/JR桜井線巻向駅下車徒歩20分

★山辺の道
日本最古の街道で、古代には、飛鳥地方から全国に続く道がこの街道から枝分かれしておりました。今は、天理市から三輪まで続く歩行専用のハイキングコースになっております。
道から眺める大和盆地の風景は美しく、秋には近くの果樹園で蜜柑や柿などが採れ、道沿いで販売されています。四季折々の風情と古代のロマン、見所の多い遺跡に適度に起伏のある道と、ハイキングやピクニックに最適なため、行楽シーズンともなると、小学校の遠足や家族連れなどで賑わいます。

この道は、崇神・景行の両天皇陵とされている前方後円墳や、万葉集の歌碑などがあり、観光に著名な遺跡を巡るにはちょうどいい、半日で歩けるコースとなっています。一般的に北から南に下るコースを通ることが多いので、夕方疲れた足を休めに、三輪そうめん茶屋「千寿亭」のそうめんをいただくのも、地元の人間オススメのコースの一つであります。

●所在地/奈良県天理市〜桜井市〜高市郡明日香村
●アクセス/一般的なコース(天理市南部から三輪への半日コース)、JR桜井線柳本駅下車徒歩10分
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