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そうめん入門

【番外編】讃岐うどんブーム考(1)

讃岐うどんが全国的に大変なブームにある。
のどかな田園風景のなかでひっそりと営業している製麺所の前に、道イッパイの観光バスが大挙して押し寄せ、かけうどん1杯200円の店を観光客が占拠している。 観光資源に恵まれ、観光客に手厚い香川県とはいえ、これまで全く見られなかった光景だ。

そうめんと同じく地方名産品、小麦から作られる麺として、共通点もある讃岐うどん。
本稿では、この讃岐うどんブームを少し追いかけながら、地方の名産品がブームとなるチャンスとリスクについて考えていきたいと思う。
今回はまず、讃岐うどんの魅力と秘密に迫ってみよう。

香川県以外の土地で「讃岐うどん」の暖簾を掲げた店の多くが、なぜか本場育ちの香川県民の不評を買う傾向がある。県民が敏感に反応するその違いを知れば、讃岐うどんの個性も明らかになる。

うどんは土地によって味や食べ方の違いが、そうめんよりも多い食べ物でもある。
・殆どそうめんでもある「稲庭うどん」
・醤油につけた柔らかいうどん「伊勢うどん」
・揚げとダシにコダワリの大阪「きつねうどん」etcetc...

で、讃岐うどんの特徴は、
・多くは手打ちで、麺の腰が(これでもかと言うぐらい)強い
・ダシや具材よりも麺そのものの喉越しを楽しむ食べ方が通。
・茹でたてが食べられる(生麺の宿命でもあるのだが)
・一般的に価格が安い。

関西の人が初めて本場の讃岐うどんを食べると、ダシが物足りないな、と言う。
関東の方が初めて本場の讃岐うどんを食べると、味が薄い気がするな、と言う。
もちろんそれらは同時に讃岐うどんの長所でもある。讃岐うどんとは、麺のコシを味わうモノなのである。
しかし、うどんの長所は生麺であるが故に、ダシが麺に染み渡り、豊かな味を楽しめるところにある。
実は麺そのものを味わう香川県民の食べ方は全国的にも特殊で、これこそ、前述の通り、香川県外で讃岐うどんの暖簾を掲げた店で讃岐うどんの味がしなかった理由の一つなのである。
(つづく)

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