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たこ焼き進化論 結構なお点前で…

小麦粉を使った食べ物が中国から伝来したのは奈良時代。小麦粉を水で溶かして生地を作り縄状にして食べる唐菓子が、麺類の先祖などと言われています。そのなかに小麦粉で作った生地を餅にして焼く、煎餅(センビン)というセンベイの先祖のような菓子がありました。

話は飛んで、群雄が割拠して戦いに日々明け暮れた戦国時代。そんな血なまぐさい時代に、なんと、この唐菓子に具材を入れて焼菓子にした「小麦粉の鉄人」が現れます。

茶道で有名な、あの千利休です。

利休の考案したものは「麩(ふ)のもの」と呼ばれ、小麦粉を酒と水で練って生地を作り、焼くときに具材のサンショ入りの甘味噌を塗りんこんだ焼菓子なのだそう。利休があの太閤豊臣秀吉を相手に、茶席の茶菓子としてこの「麩のもの」を振舞ったと古文書に記録されています。

当時の茶道は、おもてなしの演出に相手を感服させる工夫を凝らす、一種の心理ゲームを楽しむ側面があったと言われます。茶道の巨人、千利休が振舞った具材入りの焼菓子。ピリカラ山椒の芳香と甘味噌入りの斬新なお菓子。きっと秀吉も食べてみて驚いたに違いありません。結構なお点前です。

いきなり、2ページ目で条件を3つも満たしてしまいました。さすが千利休。残る「たこ焼きの条件」は、アト4つです。

※煎餅(センビン)は、焼菓子の「麩」として室町の頃より茶の点心として用いられていましたが、記録に残る具材入りの「麩」は、千利休が最古と言われています。

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