大阪たこ焼き特集 大阪たこ焼き特集TOP >> [コラム7] 大阪人とタコ
大阪たこ焼き特集
たこ焼き進化論 たこ焼きの原型現る!

兵庫県明石市。明石港は瀬戸内でよく獲れる鯛の漁港で有名です。世界最長のつり橋である明石海峡大橋が架かった明石海峡は、わずか3.5kmの狭い幅をぬって瀬戸内海の海流が大阪湾に注ぎ込む潮の早い海。この明石の早い潮流を元気に泳ぐ明石蛸は、その運動量から身がぎゅっと引き締まり、豊富なエサにも恵まれて、コリコリとした歯触りが美味な名物タコなのであります。

今は高級品ですが、かつては漁獲量の多さから明石の魚市場「魚の棚」では、名物として売られるだけでなく毎日の食卓をも飾る、とても身近なタコでした。

明石玉で使わなくなった「卵の黄身」と、毎日の食卓を飾る身近なタコから生まれた「明石焼」は、身近なもので作られた、ご当地グルメの典型例と言えそうです。

大阪から南へ。和歌山市の眼前の海は紀伊水道。四国と和歌山を隔てるこの海峡も、太平洋から入ってくる黒潮と、瀬戸内からの水流が複雑に絡み合って激しい潮の流れを作ります。ここで獲れるタコも「加太のタコ」と呼ばれ、県庁が認める和歌山自慢の一品です。

大阪湾の入口と出口で獲れるタコ。新鮮なタコをいつでも入手できる大阪では、保存のためにタコを酢漬けにした「酢だこ」を食べる風習がない、そもそも「酢だこ」を見たことがない人もいる(!)ほど、新鮮で美味しく生きのいいタコに恵まれています。

そうした大阪の食文化が、たこ焼きを生んだと言えるでしょう。

かくして、明石の名物がヒントになり大阪の「たこ焼き」が誕生した訳ですが、ちなみにこの明石焼、現地では「玉子焼き」と呼びます。明石焼の名は芦屋のご婦人による命名だとか。たこ焼きも明石焼もどっちも「タコ入り」だということで、まとめて「たこ焼き」と呼んでしまうこともあるそう。ちょっとややこしいですね。

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