大阪たこ焼き特集 大阪たこ焼き特集TOP >> [コラム9] 珍種たこ焼き奇奇怪怪
大阪たこ焼き特集
たこ焼き進化論 珍種たこ焼き奇奇怪怪

たこ焼きは、食材が同じだけにお好み焼き屋で売られることも多く、お好み焼きの発展に影響を受けます。関西風お好み焼きといえば、生地に卵や天かすを入れて具材と一緒に焼き、表面にソースを塗って、青海苔と鰹節をパラパラとふりかけ、さらにマヨネーズなんかをトッピングして食べるものです。たこ焼きもこの調理法の影響を受けました。卵入り、天かす入りの生地に、ソース、青海苔、鰹節、マヨネーズなどを表面に施した、トッピングたこ焼きの誕生です。

高度経済成長時代、高速道路と新幹線で日本が狭くなると、地方の名物が一気に全国流通します。大阪万博での出店の想い出も追い風だったのでしょうか。たこ焼きは大阪名物として全国に名を馳せます。

ところが。流通したのは真正大阪たこ焼きではなく、お好み焼き屋が片手間で出来るトッピングたこ焼きの方でした。また、露店で売られていたタコのない「ちょぼ焼き」を東京に持ち帰り「たこ焼き」と称して開業した例もあるそうです。タコのないたこ焼き、ついに誕生です(笑)。

いえ、笑えません。お膝元の関西でも明石市から大阪市内まで電車でわずか一時間。通勤圏内の2都市間でたこ焼きの名のつく料理が2種類。また、同じたこ焼きでも店によって材料が違う、レシピも違う、トッピングも違う。マニアは具材の多彩なものをちょぼ焼きと呼んでたこ焼きと認めない。しかも筆者は「たこやき」と大書された露店で「タコの丸焼き」まで見てしまった…。あのぅ、確かにタコ焼きなんですが、いくら何でもそれはどうかと…。

…あぁ、珍種 たこ焼き 奇々怪々。

しかし本場大阪。何せ約6割の家庭がたこ焼き器をもつという伝説が囁かれる土地柄。人気商品のたこ焼きだからこそ、味と値段とアイデアで勝負しないと商売になりません。バリエーションは豊かになっても「これぞ大阪のたこ焼き」と呼べる味のエートスは、国や府の保護を受けない無形文化財として(?)大阪の人々に大事に保護され、今日も美味しく語り継がれているのです。

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