加美町特集
[宮城県]
加美町は、宮城県の北西部に位置し、東西に約32キロメートル、南北に約28キロメートル、面積は約461平方キロメートルあり、県内でも有数の面積を有しています。西部は奥羽山脈を隔てて山形県尾花沢市に、南部は宮城県色麻町に、北部から東部にかけて宮城県大崎市に接しています。地形としては西部、北部、南部が山岳、丘陵地となっており、ブナなど豊かな森林を有する船形山や、加美富士と呼ばれ加美町のシンボルとなる“薬?山”がそびえています。丘陵地から、鳴瀬川、田川などが町を貫流し、その流域は肥沃な田園地帯が広がりをみせ、丘陵地帯、高原、平野部における四季折々の自然の変化が満喫できます。また、天然記念物「鉄魚」の生息する魚取沼などの湖沼が点在しています。
加美町の気象は、寒暖の差が大きい内陸型気候に属し、西部の山岳・丘陵地域は降雪量も多く豪雪地帯に指定されています。最近5年間の平均気温は11.2℃、年間平均降水量は1,186ミリメートルであり、冬から春にかけて北西風が強い地域です。
加美町のいいトコ!!
加美町で憩い・楽しむ
初午まつり 火伏せの虎舞
春先の強風により大火の多かった中新田地区で、「雲は龍に従い、風は虎に従う」の故事に習い、虎の威を借りて風をしずめ、火伏せを祈願したのが起源。
所在地 | 中新田花楽小路ほか |
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かみ鳴瀬川大花火大会
500発の花火と迫力の水中スターマインが彩る夏のフェスティバル。
所在地 | あゆの里田川公園 |
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やくらいクロスカントリースキー大会
2キロメートル、4キロメートル、8キロメートルの3つのコースのうち自分の体力にあった距離を選べます。
所在地 | やくらい高原特設会場 |
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加美町の名所・文化
加美町中新田交流センター
「加美町中新田交流センター」は、鳴瀬小学校の移転建設にともなって、旧鳴瀬小学校の敷地の跡に、開校から54年間で歴史を閉じた旧校舎のコロニアルスタイルという建築意匠を残すために改修し、宿泊研修施設として開放しています。
このセンターは、町民だけでなく国内外の人たちが集まって交流できることを目指しています。農業をはじめとする産業、教育、芸術、文化、スポーツなど、さまざまなテーマをもとに学び交流を深める。古きよき建築文化を大切にしながら、未来を見据えた、生涯学習の拠点として大いに期待される施設です。
所在地 | 加美町下新田字松木3 |
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電話番号 | 0229-63-3113 |
宗左近記念 縄文芸術館
縄文人の心と造形に深く傾倒する詩人宗左近氏から縄文土器、偶約200点の寄贈を受けて、1988年に開館しました。縄文土器、土偶を考古学資料としてではなく、縄文を生きた人々が土と炎から生み出した芸術品として捉え展示しています。
所在地 | 加美町字南町186-1 |
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電話番号 | 0229-63-5030 |
松本家住宅
仙台藩の重臣奥山家の家老松本氏が約250年前から代々居住してきた個人所有の家屋です。県中部から北部にかけて分布する主屋と土間を分けた民家の一つであり、全国的にみて侍屋敷としてもとても古い貴重な建物です。
加美町の特産・名物
お米
米どころ加美のおいしい「ひとめぼれ」「ささにしき」などは清流と健康な土に育まれています。
ハム・ソーセージ
手づくりがうれしい、安心・安全の食感。
もち御膳
全国有数の「みやこがねもち」の産地。一年を通しておいしいもち料理が楽しめます。