長和町特集
[長野県]
長和町は、南は北八ヶ岳山系、北に浅間山、東に蓼科山、西に美ヶ原高原を望み、雄大な木々に囲まれた自然豊かな町です。縄文時代から脈々と受け継がれる「黒耀石スピリット(すべての人に分けへだてなく接すること)」は、今でもなお住民に浸透しており「人と人とのつながり」や「心の豊かさ」を実感できる町、それが長和町です。
長和町のいいトコ!!
長和町で憩い・楽しむ
霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル
日本海側と太平洋側に水を分かつ分水界である「中央分水嶺」のうち、長野県の中心高原、霧ヶ峰・美ヶ原高原を歩くトレイルコース。平成20年に開設されたコースは、長門牧場から霧ヶ峰、和田峠を経て美ヶ原高原にいたる全長約38キロメートルとなります。北から東に浅間山、八ヶ岳連峰や富士山。南に北岳を頂点とした南アルプス。南西には中央アルプスや御嶽山。西から北に槍ヶ岳を代表とする北アルプスと秀峰が味わえる稜線を歩きます。
ウイスキー&ビアキャンプ長和町
2011年、ウイスキー評論家・土屋守氏(ウイスキー文化研究所)をプロデューサーに迎え、国内初の野外ウイスキーイベントとして、ブランシュたかやまスキーリゾートにて開催された『アウトドア・ウイスキーフェスティバル in 長和町』。2014年からはビール評論家の藤原ヒロユキ氏(日本ビアジャーナリスト協会会長)を加え、『ウイスキー&ビアキャンプ長和町』へとパワーアップしました。国内でも非常に珍しいウイスキーとクラフトビールの祭典です。 世界の様々なウイスキーが試飲でき、希少なレアボトルの有料試飲も用意されています。長野県を中心としたクラフトビールは、地域それぞれの特色を味わえます。
長門牧場祭
標高1,400メートル。面積211ヘクタールの広大な草原に牛約200頭を飼育する、本格的な搾乳牧場。自家産の牧草で育った元気な牛たちのいる長門牧場では毎年春と秋に牧場祭と収穫祭を開催しています。トラクターに引かれての牧場散歩や新鮮な牛乳・ソフトクリームの無料配布、バターやチーズ作りの体験会なども実施します。自分で作った手づくりのバターやチーズの味を堪能してみませんか。
長和町の名所・文化
長久保宿
当初は依田川沿いに宿場が設けられていましたが、大洪水のため寛永八年(1631)以降に段丘上の現在地に移り、本陣・問屋を中心に東西方向に「竪町」が形成され、後に宿場が賑わうにつれ、南北方向に「横町」が形成されていき、特異なL字型の町並みとなりました。
長久保宿には寛政(1789)以降、四十軒前後の旅籠屋があり、中山道信濃二十六宿のなかでは、上位に位置する数を誇りました。
黒耀石体験ミュージアム
星糞峠の麓では、黒耀石の国際的な研究を推進する明治大学黒耀石研究センターと並んで、黒耀石の歴史を紹介する町立の博物館が平成17年に開館しました。このミュージアムでは、遺跡から発見された資料の展示見学と併せて、黒耀石を使った石器・アクセサリーづくりの体験を通して、旧石器時代や縄文時代の歴史を楽しく学ぶ事が出来ます。体験メニューは20種類と豊富で、全国有数の体験型博物館として人気があります。毎年、8月下旬には、旧石器・縄文時代のバーベキューや発掘体験など、アウトドアの体験が出来る黒耀石のふるさと祭りも開催されます。
松尾神社例大祭大山獅子
獅子舞の創設年代は不詳ですが、弘治3年(1557)長久保の総鎮守である松尾神社再建の際に、地固めのために獅子舞を行ったとの記録があり、現在では3年に1度、宿場内を獅子舞が練り歩く「道行き」が行われています。
舞いは、雄獅子2、雌獅子1の3頭によって行われます。唄や笛および太鼓は、京都系の優美なもので、舞い方も古式を伝えているといわれています。
長和町の特産・名物
信濃霧山ダッタンそば
焙煎ダッタンそば:ダッタンそばの実を香ばしく煎りあげました。お茶だけでなく、炊き込みご飯や和え物に!
ダッタンそば粉:ダッタンそば粉湯で健康を楽しみましょう!
長門牧場
長門牧場アイスクリーム(小)各種:絞りたての牛乳を使って作られるアイスクリームは、濃厚な味わいです。
ゴーダチーズ・ブラックペッパーゴーダチーズ:長期間じっくりと熟成させた、手作りのゴーダチーズです。
黒耀石体験ミュージアム
旧石器時代から縄文時代にかけて、長和町の和田峠や星糞峠産の黒耀石は、日本最古のブランドとして全国に流通していました。町のシンボルでもある黒耀石はパワーストーンとしても有名で、邪気をはね返すと言われています。