わが街いいトコ!!大網白里市の名所・文化

史跡を巡ろう

ちば遺産100選に選定された文化遺産である「宮谷県庁跡」と「永田旭連の獅子舞」、そして、「宮谷八幡宮」など、大網白里市にある史跡をご紹介します。

ちば遺産100選

後世に伝えたい貴重な文化遺産

千葉県教育委員会では、地域の歴史・文化に目を向け文化財の保護意識を高めてもらうことをねらい、「ちば遺産100選」を決定しました。「ちば遺産100選」は201件の候補の中から県民の方の投票と県文化財保護審議会の意見をもとに決まり、本市からは2件が「ちば遺産100選」に選定されました。

宮谷県庁跡(みやざくけんちょうあと)
千葉県指定史跡

明治元年(1868年)7月、明治新政府から安房上総知県事(あわかずさちけんじ)として久留米藩士柴山典(しばやまてん)が任命されました。明治元年12月、本市宮谷の本國寺(ほんごくじ)に知県事役所が置かれ、翌明治2年(1869年)2月、宮谷(みやざく)県が誕生しました。昭和29年(1954年)、県の史跡に指定されています。

所在地 大網白里市大網3002
関連サイト 宮谷県庁跡(みやざくけんちょうあと) | 千葉県大網白里市公式ホームページ

永田旭連の獅子舞(ながたあさひれんのししまい)
市指定無形民俗文化財

永田獅子旭連の獅子舞の記録は火災のため焼失しましたが、慶長(けいちょう)年間に隣村の萱場(かやば)村から伝わったといわれています。春秋2回の祭礼に奉納されています。二人立ちの獅子舞を主としており、演目には、連獅子、玉取り獅子、蛇がかり獅子、お染獅子、岡崎、中山おどりなどがあります。

伝承地 大網白里市永田1576
関連サイト 永田旭連の獅子舞(ながたあさひれんのししまい) | 千葉県大網白里市公式ホームページ

史跡

宮谷八幡宮(みやざくはちまんぐう)

室町時代に建立されたもので、長享(ちょうきょう)2年(1488年)、土気城主 酒井 定隆(さかい さだたか)が土気城を再建した折、城の鬼門除け(きもんよけ)として長峰(ながみね)地区から現在の位置に移しました。
また、永禄(えいろく)4年(1561年)四代土気(とけ)城主酒井 胤治(さかい たねはる)の命により、大網城主 板倉長門守(いたくらながとのかみ)によって再建されました。
中央の本殿は誉田別命(ほんだわけのみこと)(応神(おうじん)天皇)、左の小社は春日大明神、右の小社は天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀っています。

所在地 大網白里市大網2990
電話番号 0475-70-0380(大網白里市 教育委員会 生涯学習課 生涯学習班)
アクセス JR外房線「大網駅」からみどりが丘行きバス「宮谷」下車、徒歩1分
関連サイト 宮谷八幡宮本殿(みやざくはちまんぐうほんでん) | 千葉県大網白里市公式ホームページ

正法寺講堂・中門及び額(しょうぼうじこうどう・なかもんおよびがく)

講堂(本堂)は、将軍の鷹狩の宿舎「東金御殿」にあったものを、徳川家綱が寄贈し、寛文(かんぶん)11年(1671年)に移築したもので、玄関と屋根に葵の紋があり、往時を偲ばせています。
中門は、延宝(えんぽう)6年(1678年)に徳川家綱が「高厳院」の3回忌追福のため、黄金二百両を寄進し建立させた歴史的建築物です。中門にかけられた「妙高山」の扁額(へんがく)は、後西(ごさい)天皇(在位1654年~1663年)の皇女理豊(宝)の宮の手によるものとされ、中央上段に菊の紋章があります。

鋳銅鰐口(ちゅうどうわにぐち)

正法寺に室町時代の享禄2年(1529年)に作られたと伝わる、銅製の鰐口(わにぐち)があります。銘文として右に「上総国貳宮壮本納幡大明神常住」と刻まれ、左に製造年と「宇澤定吉作」と刻まれている。
この銘文によると、鰐口はもともと本納(茂原市)の幡大明神(ばんだいみょうじん/現 川戸神社)のものであったと推定されるが、これが正法寺に伝わった理由は不明である。

所在地 大網白里市小西755
電話番号 0475-70-0380(大網白里市 教育委員会 生涯学習課 生涯学習班)
アクセス JR外房線「大網駅」から車で15分
関連サイト 正法寺の講堂・中門及び額(しょうぼうじのこうどう・なかもんおよびがく) | 千葉県大網白里市公式ホームページ


鋳銅鰐口

本國寺(ほんごくじ)

明治元年本市宮谷(みやざく)の本國寺(ほんごくじ)に知県事役所が置かれ、明治2年(1869年)に宮谷県が誕生しました。明治4年(1871年)の県の統合により木更津県へ統合するまでの2年9ヶ月間、本國寺は県政の中心でした。そして、昭和29年(1954年)には県の史跡に指定されています。

木造日蓮聖人坐像

木造日蓮聖人坐像は、木製の座像で、高さ85センチメートル。実物の法衣と袈裟を着装した、裸形着装像です。ヒノキ材を用いた寄木造りで、玉眼と水晶の白毫(びゃくごう)がはめ込まれています。古くから人々が五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈願していたことから、別名「雨乞祖師(あまごいそし)」と呼ばれていました。
祈願により雨に恵まれた農民の報恩碑が2基、本堂に向かって左側に建てられています。

所在地 大網白里市大網300
電話番号 0475-70-0380(大網白里市 教育委員会 生涯学習課 生涯学習班)
アクセス JR外房線「大網駅」からみどりが丘行きバスで「宮谷」下車、徒歩2分
関連サイト 木造日蓮聖人坐像(もくぞうにちれんしょうにんざぞう)   | 千葉県大網白里市公式ホームページ


木造日蓮聖人坐像

縣神社(あがたじんじゃ)

本殿は、規模の大きな三間社流造り(さんげんしゃながれづくり)で、瓦棒銅板葺(かわらぼうどうばんぶき)の屋根を架け、各種の彫刻は他に例を見ない斬新な手法であるといわれています。平成8年4月、土台部分の腐食が著しく修復工事が行われました。
境内にそびえる推定樹齢350年の杉巨木が有名です。

所在地 大網白里市土気飛地1876
電話番号 0475-70-0380(大網白里市 教育委員会 生涯学習課 生涯学習班)
アクセス JR外房線「大網駅」から季美の森行きバス「季美の森入口」下車、徒歩10分
関連サイト 縣神社本殿(あがたじんじゃほんでん) | 千葉県大網白里市公式ホームページ

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