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盛岡市 眼科

小笠原眼科クリニック

019-662-3223 「CityDO!を見た」とお伝えください。

診療案内

甲状腺と目

 甲状腺の働きが必要以上に亢進する病気はバセドウ病として知られており、体重減少・発汗減少・手指の震えなどの症状があらわれます。目の症状(甲状腺眼症)としては眼球突出だけでなく、乾燥性角結膜炎・眼瞼後退(まぶたがつりあがり、しろ目が露出する)・眼球運動障害による複視・高眼圧症、また稀に視神経の障害も出現します。
 当院では、全国的にも有名な盛岡市の『栗原甲状腺クリニック』の先生方ならびに東京の『オリンピアクリニック井上眼科病院』と密接な連携を保ち、甲状腺眼症の治療にあたっております。


外来診療のご案内

糖尿病と目

 近年『生活習慣病』が問題になっていますが、その代表が糖尿病です。日本人の40歳以上の10人に1人が糖尿病になっているといわれています。
 糖尿病が恐い理由は、目・腎臓・神経などに合併症が起こることと、心筋梗塞や脳梗塞の誘因となることです。
 糖尿病による目の合併症としては、白内障・網膜症のほか、眼筋麻痺(物が2つに見える)・角膜症・ぶどう膜炎などがあり、特に網膜症が進行した場合には失明の危険があります。ちなみに、我が国における成人の失明原因(年間1万6千人)の第2位は糖尿病網膜症です。
 何の病気でも早期発見・早期治療が大切ですが、当院ではあらゆる糖尿病合併症に対応するとともに、日本糖尿病学会認定の専門医の先生方と連携をとった治療を行っております。


視能矯正

 現在、眼科における学校検診は視機能を重視する方向へ進んでいますが、その理由は近視の児童の増加が著しいことだけではなく、弱視や斜視の患者の早期発見と適切な治療の重要性が認識されてきたからです。平成2年から3歳児健診に視力検査が導入されたのもその表れであり、また、就学児眼科健診の大切さが強調されているのもそのためです。
 斜視(寄り目)は、目の位置を手術によって正常に戻せば治ったと言えるのでしょうか?否、斜視治療の目標は物を2つの目で立体的かつ奥行き感をもって見ることのできる両眼視機能の獲得です。その為には、診断と適切な治療が重要であり、適切なメガネをかけたり、訓練によって治すことのできる斜視の患者さんも少なくありません。
 また、片眼のみの遠視が強いためにおこることが多い不同視弱視の治療も視能矯正によって行われます。また、いろいろな眼疾患で視力がそこなわれた方に対し、日常生活上の手助けとなる補助器具を使ったロービジョンも対応しております。


眼瞼けいれんのA型ボツリヌス毒素(ボトックス:BTX)治療

 眼瞼けいれんは、目を取り囲む眼輪筋という筋肉が自分の意志に関係なくけいれんする病気です。 症状はまばたきが増えたり、眩しさを感じたりすることから始まり、症状が重くなるとまぶたが開かなくなって目が見えない状態にまで進んでしまうこともあります。眼瞼けいれんは40~70歳 の方に発症することが多く、男女の比率は約1:2で女性に多くみられます。
 眼瞼けいれんは内服薬の投与や手術によって治療されてきましたが、決め手となるものはないとさ れていました。A型ボツリヌス毒素(BTX)による眼瞼けいれんの治療は、アメリカやヨーロッパなど海外では広く行われており、我が国でも1997年から使用できるようになりました。また、現 在は保険も適応されるようになりました。


  

 ボトックスは、ボツリヌス菌がつくりだすボツリヌス毒素を主成分としています。ボツリヌス菌は食中毒の原因として知られていますが、ごく微量の毒素はけいれんを生じさせている神経の働きを抑え、それによって眼瞼けいれんの症状を抑制します。
 ボトックス治療は、けいれんを起こしているまぶたの筋肉の部位の皮下数ヶ所に注射する方法で、入院の必要もなく片眼5分以内で終了します。
 ボトックス治療を行うには、厚生省からの認可(ライセンス)が必要です。当院の院長、副院長はその資格を有しています。

当院ボトックス治療者合計
 計956名 1739回 (2000年~2022年)

過去5年間の成績
 2018年 施工人数…57 施工回数…98
 2019年 施工人数…56 施工回数…93
 2020年 施工人数…60 施工回数…106
 2021年 施工人数…57 施工回数…92
 2022年 施工人数…50 施工回数…86


白内障手術

最新の超音波乳化吸引術と眼内レンズ挿入手術を毎月40~50眼施行しております。当院では手術当日のみの1泊入院を原則としています。手術翌日の通院の必要がなく、手術当日の家族の不安もなく好評です。
ただし、条件がそろえば日帰り手術も行っておりますので、ご希望の方はご相談下さい。
手術の様子は、家族の方へテレビで同時中継してお見せしております。


手術について

外来手術

レーザー緑内障手術・斜視手術・内反症(さかさまつげ)手術・眼瞼下垂(まぶたが下がる病気)手術・翼状片(黒目に膜がかかってくる病気)・涙管チューブ挿入手術(なみだ目の治療)・涙点プラグ挿入術(重症なドライアイの治療)は、入院の必要はなく外来で施行しています。過去5年間における上記手術の総数は1,457件でした。


その他の手術

網膜剥離手術・硝子体手術は県内外の専門病院へ御紹介しています。


  

入院設備
 床…7
 個室…3
 2人部屋…2


院内案内